浜崎あゆみの決断、アリーナツアー4月公演延期とステージ演出すべてを再構築
4月からスタートする予定だった浜崎あゆみのアリーナツアー<ayumi hamasaki ARENA TOUR 2011 ~HOTEL Love songs~>の、4月開催公演延期が発表された。
東北地方太平洋沖地震以降、すでにTwitterなどを通して、公演延期などについて検討していることをつぶやいていた浜崎あゆみ。3月28日に出された所属事務所からの公式発表によると、延期されるのは、4月中に開催が予定されていた以下の公演となる。
4月9日(土)、10日(日) さいたまスーパーアリーナ
4月16日(土)、17日(日) 日本ガイシホール
4月23日(土)、24日(日) 大阪城ホール
4月29日(金・祝)、30日(土) 静岡エコパアリーナ
さらに、今後の公演については、東北地方太平洋沖地震における様々な影響を想定して演出面等のすべてを一から再構築。5月7日(土)、8日(日)の広島グリーンアリーナ公演から開催することを合わせて発表している。なお、計画停電など開催地の状況により、公演の中止もしくは延期となる場合も考えられるとのことで、その際には随時オフィシャルサイトなどで発表される。
演出、セットなど含めて、すでにほぼ完成していたライヴを一から再構築するという浜崎あゆみ、そして彼女のスタッフによる決断。想像するに、おそらく今もなお続く余震などに対する会場の安全面と、特に首都圏を直撃している電力供給問題などに配慮しつつ、一方で、浜崎あゆみのライヴを心待ちにしている全国のファンの期待にも応える上での今回の英断だったことだろう。
しかし、彼らの決定を我々ファンは決して誤解して捉えてはならない。これから再構築される浜崎あゆみの新たなアリーナツアーについて、オフィシャルサイトのどこにも“スケールダウン”したものとも“規模を縮小したもの”とも書かれていない。つまり、“電力量など実際の数字”の面では、各所に配慮された“押さえられたもの”になるはずであるが、一方で、“浜崎あゆみのライヴ”という面で見ると、これまでの彼女のライヴツアーと変わらない、あの、誰もが夢を見ているかのような、我々の想像をはるかに越えるステージが展開される。そう期待、いや、確信している。
なぜなら、浜崎あゆみは、ファンを裏切らない。これは、これまでも、そしてこれからも決して揺らぐことのない事実なのだから。
◆浜崎あゆみ オフィシャルサイト
◆東北地方太平洋沖地震にまつわる音楽・アーティスト関連情報ページ
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