the telephonesの石毛輝、ソロ曲「Untitled」をiTunesで配信
the telephonesの石毛輝が、ソロ曲「Untitled」を制作、iTunesにて販売を開始した。
◆the telephones石毛輝画像
この曲は、地震の直後に書き下ろされたもので、「ひとりでも多くの人が優しい気持ちになれますように」という石毛のメッセージが込められたもの。この曲に注がれた想いは石毛輝のブログにて綴られているが、彼の心情が歪曲しないよう、以下に3月23日の全文を紹介させていただく。
この「Untitled」で発生する売り上げのうち、アーティスト分、レーベル分の収入のすべてが東北関東大震災の義援金として寄付されることとなる。
◆ ◆ ◆
お久しぶりです。
今回Blogを更新したのは、この度の東北関東大震災と新曲配信の件です。
僕は震災当日テレフォンズのリハーサルで下北沢のスタジオにいました。
セッティングが終わって適当に音を出していたら、いきなり揺れ始め、
廊下にいた涼平が「やばいから外に出よう」と言って外に出ました。
僕は正直その時はただの地震かなと思っていたのですが、その後メディアに流れるニュース映像を見て愕然としました。
はっきり言って全く信じられませんでした。
この世の光景と思えない映像の連続は胸を締め付けました。
あぁ、なんて無力なんだろう、家族は無事だろうか、一関の親戚は無事だろうか、ライブに良く来てくれる皆は無事だろうか、、、
もう何を考えていいのか全く分からなくなりました。
その後親戚の無事は確認出来て嬉しかったのですが、全体の被害を見る限り心から喜べませんでした。
「何をすれば良いのだろう?」「何も出来ない」「音楽を届けたい」「でも届けられない」
繰り返す自問自答の末、僕は気づいたら楽器を持って曲を作ってました。
そうでもしなければおかしくなってしまいそうでした。
そして、これを一刻も早く聴いて欲しいと思いその5日後くらいにレコーディングをしました。
当初この曲を作ったとき僕はthe telephones名義で出そうと思いました。
メンバーにも曲を聴かせて、これを出したいと言いました。
そして色々皆で話し合った結果、これはソロ名義で出す事になりました。
単純に曲がテレフォンズらしくないかなって結論です。
ただ、メンバー皆の思いは一緒なので、ノブ、涼平、誠治くんにはコーラスをしてもらいました。
なのでソロ名義では有りますが4人の気持ちが入っている曲です。
この曲は配信のみです。明日3/24にiTunesにアップされるはずです。
この曲から発生する、通常だったらレーベルに入ってくるお金、印税などで僕に入ってくる全てのお金は、震災被害に役立ててくれるところに寄付し ます。
なので気に入って頂けたら是非とも買って下さい。
今回急な僕の申し入れに賛同してくれたメンバー、スタッフのみんな、エンジニアの日下貴世志さん、ジャケットを書いてくれたOBARY。
本当にありがとうございます。
この曲を聴いてくれた1人でも多くの人の心に響いてくれたら本当に嬉しいです。
今は人の心が弱って余裕が無くイライラしがちな時でも有りますので、1人でも多くの人が優しい気持ちになれますように願っています。
以下歌詞です。
小学校とかで歌う「みんなの歌」みたいになってくれたらいいなぁ。
◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎
"Untitled"
目を開ける
目を閉じる
息を吸う
息を吐く
笑う
泣く
怒る
悲しむ
「おはよう」 「こんにちは」 「こんばんは」
「ありがとう」「いただきます」「おやすみなさい」
「おはよう」 「こんにちは」 「こんばんは」
これらの言葉を笑って言えますように
まだまだ僕らはやれるはず
神さまなんかいなくてもやれるはず
僕らは
僕らは
僕らは「みんな一緒」なんだよ
「ただいま」 「おかえり」 「またあした」
「ごめんなさい」「ごちそうさま」「おつかれさま」
「ただいま」 「おかえり」 「あいしてる」
これらの言葉は笑って言えるんだよ
◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎
またライブハウスで必ず会いましょう。
僕らはきっとやれます。
◆ ◆ ◆
◆iTunes「Untitled」
◆石毛輝ブログ
◆東北地方太平洋沖地震にまつわる音楽・アーティスト関連情報ページ
◆the telephones石毛輝画像
この曲は、地震の直後に書き下ろされたもので、「ひとりでも多くの人が優しい気持ちになれますように」という石毛のメッセージが込められたもの。この曲に注がれた想いは石毛輝のブログにて綴られているが、彼の心情が歪曲しないよう、以下に3月23日の全文を紹介させていただく。
この「Untitled」で発生する売り上げのうち、アーティスト分、レーベル分の収入のすべてが東北関東大震災の義援金として寄付されることとなる。
◆ ◆ ◆
お久しぶりです。
今回Blogを更新したのは、この度の東北関東大震災と新曲配信の件です。
僕は震災当日テレフォンズのリハーサルで下北沢のスタジオにいました。
セッティングが終わって適当に音を出していたら、いきなり揺れ始め、
廊下にいた涼平が「やばいから外に出よう」と言って外に出ました。
僕は正直その時はただの地震かなと思っていたのですが、その後メディアに流れるニュース映像を見て愕然としました。
はっきり言って全く信じられませんでした。
この世の光景と思えない映像の連続は胸を締め付けました。
あぁ、なんて無力なんだろう、家族は無事だろうか、一関の親戚は無事だろうか、ライブに良く来てくれる皆は無事だろうか、、、
もう何を考えていいのか全く分からなくなりました。
その後親戚の無事は確認出来て嬉しかったのですが、全体の被害を見る限り心から喜べませんでした。
「何をすれば良いのだろう?」「何も出来ない」「音楽を届けたい」「でも届けられない」
繰り返す自問自答の末、僕は気づいたら楽器を持って曲を作ってました。
そうでもしなければおかしくなってしまいそうでした。
そして、これを一刻も早く聴いて欲しいと思いその5日後くらいにレコーディングをしました。
当初この曲を作ったとき僕はthe telephones名義で出そうと思いました。
メンバーにも曲を聴かせて、これを出したいと言いました。
そして色々皆で話し合った結果、これはソロ名義で出す事になりました。
単純に曲がテレフォンズらしくないかなって結論です。
ただ、メンバー皆の思いは一緒なので、ノブ、涼平、誠治くんにはコーラスをしてもらいました。
なのでソロ名義では有りますが4人の気持ちが入っている曲です。
この曲は配信のみです。明日3/24にiTunesにアップされるはずです。
この曲から発生する、通常だったらレーベルに入ってくるお金、印税などで僕に入ってくる全てのお金は、震災被害に役立ててくれるところに寄付し ます。
なので気に入って頂けたら是非とも買って下さい。
今回急な僕の申し入れに賛同してくれたメンバー、スタッフのみんな、エンジニアの日下貴世志さん、ジャケットを書いてくれたOBARY。
本当にありがとうございます。
この曲を聴いてくれた1人でも多くの人の心に響いてくれたら本当に嬉しいです。
今は人の心が弱って余裕が無くイライラしがちな時でも有りますので、1人でも多くの人が優しい気持ちになれますように願っています。
以下歌詞です。
小学校とかで歌う「みんなの歌」みたいになってくれたらいいなぁ。
◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎
"Untitled"
目を開ける
目を閉じる
息を吸う
息を吐く
笑う
泣く
怒る
悲しむ
「おはよう」 「こんにちは」 「こんばんは」
「ありがとう」「いただきます」「おやすみなさい」
「おはよう」 「こんにちは」 「こんばんは」
これらの言葉を笑って言えますように
まだまだ僕らはやれるはず
神さまなんかいなくてもやれるはず
僕らは
僕らは
僕らは「みんな一緒」なんだよ
「ただいま」 「おかえり」 「またあした」
「ごめんなさい」「ごちそうさま」「おつかれさま」
「ただいま」 「おかえり」 「あいしてる」
これらの言葉は笑って言えるんだよ
◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎◎
またライブハウスで必ず会いましょう。
僕らはきっとやれます。
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