“アイドルのイメージを壊す”ももいろクローバー、おつまみを熱く語る

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現在、あらゆる方面から注目を集めているアイドルグループ・ももいろクローバー。ユニークかつキャッチーな楽曲やミュージックビデオはもちろん、激しすぎるほどに全力なパフォーマンス、さらにはテレビのバラエティー番組での神がかり的なリアクションまで、ありとあらゆることに幅広く対応し、アイドルという枠に縛られないフリーダムかつ個性際立ったこの6人組が、3月9日にニューシングル「ミライボウル」をリリースした。

◆インタビューに応えるももいろクローバーの画像

ところで、あなたは“アイドル”と聞いてどんなイメージを覚えるだろうか。たとえば、好きな食べ物について質問したとする。普通、いわゆるアイドルグループに好きなものを訊いてみると、「ケーキ。新しくできたケーキバイキングのお店に行きたいです!」とか「いつもお菓子ばっかり食べてます」とか「チョコレートが好きなので、チョコレートのおうちに住みたい」といった返事が返ってくる。少なくともそのようなイメージが“アイドル”という言葉にはある。

そんな一般的な“アイドル”のイメージのまま、BARKSでは今回、ももいろクローバーに「好きな食べ物」について尋ねてみた。すると、平均年齢15.3歳の彼女たちからは意外な回答が返ってきたのだ。ももクロちゃんたちが最近ハマっている好きなもの、それはなんと「おつまみ」。酒の肴として新橋の中年サラリーマンが好んで食しそうな、あれである。

「いつも激しいダンスで汗をかいて塩分出しまくってる私たちにとって、おつまみは必需品です。」── 百田夏菜子

「楽屋に置いてあるとテンションが半端なく上がります。」── 早見あかり

「楽屋が臭くなること以外、おつまみには欠点がない。」── 佐々木彩夏

質問を振った途端におつまみについて熱弁を振るい始める、ももいろクローバーの面々。その情熱と真剣な眼差しは、まさに彼女たちがステージにかけるそれに匹敵するのではないかと思うほど。そして、コンビニで入手したおつまみをインタビュー中に差し入れると、メンバーのテンションは限界値MAX、いや、その瞬間、確実にテンションは振りきれていた。

ちなみに、ももクロちゃんたちから特に名前が挙がっていたおつまみは、秋鮭を干して作られる「鮭とば」。しかし彼女たち、「エイヒレをあぶって醤油とマヨネーズと一味を混ぜて」とか、「貝ひもとかを口に入れて噛みながら、お茶で溶かしていって、ダシを味わう」といったマニアック(?)な味わい方をも確立。そんな姿から間違いなく言えるのは、ももクロちゃんたちのおつまみにかける情熱は本物だ、ということだ。

インタビューでは、そのほかシングル「ミライボウル」や先日行なわれた、神聖かまってちゃんとの対バンイベントについての裏話などを語ってもらっている。話の中では、「(「ミライボウル」の)曲を渡されたときに“AメロとBメロはメロディ無いから作ってきてね”って言われた」という、アイドルというよりもアーティスト、もしくは作家のようなことも今回彼女たちはやっていたという驚愕的な事実も盛りだくさんだ。

最後に、そんなももいろクローバーの活動についての意気込みが伝わるコメントをインタビュー中からひとつ、紹介したい。語ってくれたのは、ももいろクローバーのリーダーであり“えくぼは恋の落とし穴”百田夏菜子だ。

「お近くにももクロが来るときがあれば、ちょこっと寄ってみてください。絶対に足を止めさせて、楽しませる自信がありますから。今、皆さんが持ってるアイドルのイメージを、ももクロが壊してみせます。」── 百田夏菜子(ももいろクローバー)

“アイドル・イメージ”を破壊せんとするももいろクローバー。彼女たちの可能性と魅力は本当に計り知れない…。


◆ももいろクローバー 「ミライボウル」インタビュー特集
◆ももいろクローバーオフィシャルサイト
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