倖田來未、「好きな人います!」発言に観客も「ヒュー!」

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倖田來未が3月3日、代々木野外音楽堂にてフリーミニライヴやプレゼント抽選会などの無料イベント<倖田來未 ニューアルバム『Dejavu』5大都市イベントツアー 最終公演>を開催した。

◆倖田來未 画像@2011.03.03 『Dejavu』リリースイベントツアー最終日・代々木

この日は、倖田來未が3月2日にリリースしたアルバム『Dejavu』のリリースを記念した5大都市イベントツアーの最終日。今回、倖田來未はイベントツアーの模様をUSTREAMを使って生配信していたが、最終日となった代々木でのイベントもまたUSTREAMを使って生配信された。

寒空の下、くぅちゃんが見たいと4000人のファンが集まった会場。予定時刻を10分ほど過ぎて、“これぞ倖田來未”といった、モノトーンのミニのワンピースにボレロジャケットを身にまとって、待ちわびたファンに最高の笑顔を見せながらバックダンサーを従えて倖田來未がステージに姿を現す。ファンからの大歓声を受け、アルバムに先行した49枚目のシングル曲「POP DIVA」へ。寒さを吹き飛ばすような熱の入ったパフォーマンスは、熱が入りすぎて、途中、足が滑るというハプニングもあったが、その後も倖田來未は集まってくれたオーディエンスへの感謝の気持ちを示すように、ステージを右へ左へと移動しながら、大ヒット・バラード「好きで、好きで、好きで。」と、さらにアルバム収録曲から「Bambi」(セブンネットショッピング TVCMソング)を披露した。

「みなさんこんにちは、倖田來未です。『Dejavu』が昨日発売になりました。今回、“Dejavu”ということでですね、いろんなジャンルの曲が入っていて、新曲も11曲入っています。その中からみなさんの恋愛や生活の中で背中を押せるような曲が入っていればいいな、って思って作りました。ぜひみなさん、聴いてみてください。」── 倖田來未

ライヴにはハプニングがつきもの。そして今回の最大のハプニングは、関係者が最も想定していなかったところで発生した。

当初の予定では、上記3曲を披露してミニライヴを終え、そのままマスコミの取材に入る予定だった。ところが、3曲で終了と発表した途端、集まったオーディエンスからは「もっと!」の声。そんな声にファン思いの倖田來未もまた「次で最後なんて少ないよなぁ! スタッフに言っとくわー!」と口にしつつ一旦退場。すると会場からは「アンコール!」の声が挙がる。その声は収束する気配もなく大きくなるばかり。そんなファンからの声援に倖田來未自身も応えたいと思ったのであろう、取材準備のためにテレビカメラなど取材クルーが移動を開始する中、想定外のアンコールがスタートしたのだ。倖田來未は「せっかく待ってもらってたんで、もう1回「POP DIVA」いい? 本当は“BE MY BABYって踊りたい”って言ってたんですけど、音がないってことなんで。」と、再度「POP DIVA」を、今度はオープニング以上の激しさでパフォーマンスした。

イベントを終えた倖田來未は「ミニライヴは久々だったんですけど、お客さんが温かくてすごい楽しかったです。でも寒いです。(ファンの)みんなが風邪ひいてへんか心配で。バラード3曲じゃなくてよかったです(笑)。フリーライヴとか結構長いことやってこなかったので、こういう機会をもっともっと作りたいなって思いました。(3月24日からの)ツアーは5年ぶりのホールツアーなので、“ホールでここまでやるか?”っていう、アリーナクラスのホールツアーになる予定です。」と、こちらの期待感を煽る。また、イベントが行なわれた3月3日という日については、雛祭りの話題よりも先に「お母さんとお父さんの結婚記念日が今日で、私の中では“ラブ”な日です。さっきもお母さんに“おめでとう”って電話しました。」と、思いがけないエピソードを披露。実家に飾ってあるはずという12段の雛人形について「早くしまわないとお嫁に行けなくなっちゃいますよ」と取材陣から指摘されると、「アラっ! じゃあすぐ電話してすぐ片付けてもらいます!」と、若干あせった様子を見せつつ、「今、恋をしていますか?」との質問には、「好きな人はいます!」と、可愛くニッコリ。これには思わず囲み取材の様子に耳をすましていたオーディエンスからも「おーっ!」「ヒュー!」と、冷やかしにも似た歓声が挙がっていた。

なお、倖田來未のUSTREAM中継は、今後、3月4日の金曜日はテレビ朝日系『ミュージックステーション』の楽屋からの生配信が予定されている。

◆プレゼント抽選会にも出された「倖田來未 Dejavu オリジナルティッシュ」プレゼント
◆BARKS USTREAM チャンネル
◆倖田來未 オフィシャルサイト

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