ギター+パーカッション+タップダンスのユニットが保育園で「ワルツ・フォー・デビー」

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ギター+パーカッション+タップダンスという異色の組み合わせによるプロジェクト、Conguero Tres Hoofers(コンゲイロ・トレス・フーファーズ)が、アルバムデビューを果たす。

Conguero Tres Hoofersは、ギタリスト渥美幸裕によるアコースティックプロジェクト。アルバムデビュー前に<FUJI ROCK’10>に出演し4,000人のオレンジコートを揺らし、<GREENROOM FESTIVAL10>に異例の出演を果たすと共に、thirdiq名義でも朝霧JAMに出演、立て続けのビックフェスで大きな印象を残した。シンプルな楽器と身体を使ったフィジカルなライブ・パフォーマンスは観る者の心を揺さぶる。

タップダンサーは北野武監督の映画『座頭市』のタップシーンで話題になったSUJI TAP、そして雅-miyavi-とのコラボでユニクロCMでも楽曲が起用されたSARO、パーカッションには矢野顕子、クレモンティーヌなど様々な現場でサポート、そしてソロでも活動するよしうらけんじ、さらに自身のバンドCentral、そして真心ブラザーズからキマグレンまでをサポートするNishioka Hiderowといった鉄壁の布陣が参加している。

このConguero Tres Hoofersの活動が面白い。“子供達にアコースティックギターの音色を”ということで、渥美幸裕がアコギを持って保育園へ出向き、0歳から3歳の子供達の前でオリジナル曲やジャズスタンダード「ワルツ・フォー・デビー」を演奏するというユニークな活動を行なっている。先生方も「子供達がこんなに長い間集中して聴き入っている様子を初めて見ました」と驚いたという。

さて、彼らのデビューアルバムが3月23日にリリースされる『Classics from THe parallel world』だ。アコギ、タップ、パーカッションというシンプルな楽器が織りなす最高のアンサンブルを目指し、一部ボーカルを後から乗せたものを除き演奏は全て1発録音を行なった。さらに、ジャケット、CDの盤面もシースルーになっている。盤面に描いた線画に対しジャケットのフィルムに塗り絵のようにして色を付けることで今までにないパッケージが完成したという。

様々なアーティストのプロデュースやレコーディングに参加してきた渥美幸裕だが、2011年も青木カレン、吉川ナオミ、近藤等則、坪口昌恭、鈴木惣一朗などと話題必至のコラボの数々を予定している。

1stアルバム『Classics from THe parallel world』
2011/3/23 Release OPCA-1014 \1,800(tax in)
1. akashic love
2. transfer ticket
3. a kind of nocturne
4. parallel shrine
5. blue in green
6. I got you(i feel good)
7. waltz for debby
8. what a wonderful world

◆myspace
◆origami PRODUCTIONS
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