謎の新人アーティストAZUMA HITOMI、試聴音源公開

ポスト
3月9日にデビューシングル「ハリネズミ」をリリースする謎の新人アーティストAZUMA HITOMIの試聴音源がオフィシャルサイトで公開された。

◆AZUMA HITOMI画像

AZUMA HITOMIは小学生で楽曲作りを始め、中学生の頃よりアレンジからミックスまでひとりで行なうデスクトップ・レコーディングを行なってきた、現在22才のソングライター/サウンドクリエイター/シンガーである。2010年12月にはネット配信レーベルMaltine Recordsより「無人島」を配信、レーベル主宰者のtomad氏は「初めて曲を聴いたとき何かがひっかかり、もう一度聴いたら、その澄んだ瞳のような声の虜になっていました」と語る。

2011年3月9日にリリースされるデビュー曲「ハリネズミ」は、1月よりフジテレビ他で放送されているアニメ『フラクタル』のオープニング・テーマとなっているので、既に耳にした人も多いことだろう。『らき☆すた』『かんなぎ』を手掛けてきた『フラクタル』の監督・山本寛氏は「彼女の声に一目惚れをした」とAZUMA HITOMIにぞっこんで、オープニング・テーマのみならずエンディング・テーマであるアイルランド民謡「Down By The Salley Gardens」のカヴァーも依頼、挿入歌「昼の星」のボーカルまで担当させるなど、新人としては異例ともいえる大抜擢の展開を見せている。

「すばらしい歌唱力と世界観。この曲を聴いてから原案を書きたかった!」と語っているのは、『フラクタル』のストーリー原案を手掛ている作家・批評家の東浩紀氏だ。

現時点では、AZUMA HITOMIはイラストが公表されているのみで、その姿は一切公開されていない。このイラストを手掛けているのは、「世界の終わりの魔法使い」「ディエンビエンフー」を手がけるマンガ家・西島大介で、CDジャケットも彼によるクリエイティブだ。西島大介自身も“DJまほうつかい”名義でオリジナル音源の発表や、DJを行なうミュージシャンとしての側面を持っている人物。

そしてデザインを担当しているのは、ファッションブランド“galaxxxy(ギャラクシー)”のメンバー。西島大介とgalaxxxyとのコラボレーションにより、初回生産限定盤のCDのパッケージは自分の好きな組み合わせで絵柄が変えられる“着せ替えロイド”仕様となっている。なお、現在制作中というミュージックビデオは、やくしまるえつこをボーカリストに迎え話題を呼んだユニット“d.v.d.”のメンバーでもある映像作家山口崇司が手掛けている。

3月9日リリースのデビュー曲「ハリネズミ」を聴き、そのアートワークから彼女の素顔を想像して楽しむことにしよう。

「ハリネズミ」
2011年3月9日発売
ESCL 3648 ¥1,223(tax in)
※フジテレビアニメ『フラクタル』オープニング・テーマ)
初回仕様限定盤3大特典
[1]左氏描き下ろし『フラクタル』ワイドキャップステッカー仕様
[2]西島大介×galaxxxyコラボレイション“きせかえロイド”特殊ジャケット仕様
[3]西島大介×galaxxxyコラボレイション・ステッカー封入

『フラクタル』Illustration:左
(C)フラクタル製作委員会

◆AZUMA HITOMIオフィシャルサイト
◆フラクタル・オフィシャルサイト

この記事をポスト

この記事の関連情報