AUN J クラシック・オーケストラ、アルバム『道～Road～J Classic 1』発売

和楽器バンドと言ってしまっていいだろうAUN J クラシック・オーケストラ。彼らが、初のオリジナルアルバム『道～Road～J Classic 1』を2011年2月9日に発売する。

◆AUN J クラシック・オーケストラ画像

これまでの彼らのアルバムは、ジブリのカヴァー曲を集めた『和楽器でジブリ』。そして、JPOPアーティストの桜にまつわる曲をカヴァーした『桜－SAKURA－』。ライブでは、それぞれのオリジナルの曲を聴いてきたけれど、アルバムという形で聴くのは初めてで、とても嬉しい。

曲を聴いているとなんともいえない、自分の血を感じる。特に1曲目「道」は、自分のルーツを考えてしまいそうだ。これは、JPOPでは感じないもの。そして、楽器の味が十分に引き出された曲になっているのは、演奏者自身が創っているからだろう。絡み合う和の楽器たちのカーニバル。身体の奥がうずうずする感じだ。これまでのカヴァー曲は、やはりオリジナルを意識していたが、今回は彼らのオリジナル。緩やかな強弱。和楽器のために書かれた曲ゆえに、分かりやすい曲もある。しかし、全体を通して実に今だ。早くこの音を生で聴きたい。

それに応えるかのように、2月15日には＜アルバムリリース記念パーティー＞が、六本木スイートベイジルSTB139で開催される。2010年は、モン・サン=ミシェルでの演奏も経験した彼ら。和楽器の音を伝えることへの思いが強まっているのではないかと想像する。

＜アルバムリリース記念パーティー＞のあとは、桂由美グランドコレクション東京に出演。そして、『題名のない音楽会』の公開録音。そして3月からは＜道～Road～ツアー2011＞が始まる。開催するホールにもこだわったツアーだ。

小学校での演奏も積極的に行ない、子どもたちにも和楽器を伝えている彼ら。2011年も日本中に、和楽器の花を咲かせてほしい。

『道～Road～ J Classic 1』
2011年2月9日発売
FAMC-051 2,625円（税込）
1.道
2.旅立ち
3.サンセット
4.蒼-Blue
5.海の路
6.斬月
7.風月
8.青い薔薇
9.プレイバックII
10.1969-11
11.74J

＜アルバムリリース記念パーティー＞
2011年2月15日（火）
＠六本木スイートベイジルSTB139
OPEN 18：00 / START 19：30
5,250円 全席自由（税込・整理番号有り）
[問]ララマハロ　TEL:03-6415-8863
イープラス http://eplus.jp/（PC・モバイル共通）
チケットぴあ 0570-02-9999（ Pコード：124-002 ）
ローソンチケット 0570-084-003（Lコード：33989）
ローソンチケット 0570-000-407（オペレーター対応 10:00～20:00）

＜題名のない音楽会/公開録画＞
2011年2月21日(月)
＠東京オペラシティー

＜Yumi Katsura Paris 2011 GRAND CORECTION TOKYO＞
2011年2月23日（水）
＠両国国技館
1部 : 開場 13:00 / 開演 14:00 / 終演 16:00 / 閉場 16:30
2部 : 開場 18:00 / 開演 19:00 / 終演 21:00 / 閉場 21:30
S席10,000 / A席7,000 / B席3,500
公式Website：http://tbc.katsura-yumi.co.jp/

＜道～Road～ツアー2011＞
2011年3月12日（土）東京　銕仙会能楽研修所
OPEN16：00　/　START16:30　チケット料金：\5,250（税込・自由席・整理番号有）
2011年3月19日（土）奈良県新公会堂　能楽ホール
OPEN17：00　/　START17:30　チケット料金：\3,500（税込・自由席・整理番号有）
2011年4月16日（土）岐阜県　サラマンカホール
OPEN17：00　/　START17:30　チケット料金：\3,500（税込・自由席・整理番号有）
2011年5月6日（金）東京　タワーホール船堀
OPEN18：00　/　START18:30　チケット料金：\3,000（税込・全席指定）
2011年5月13日（金）秋田　アトリオン音楽ホール
OPEN18：30　/　START19:00　チケット料金：\3,500（税込・自由席・整理番号有）
2011年5月14日（土）山形　鶴岡けやきホール
OPEN14：30　/　START15:00　チケット料金：\4,200（税込・自由席・整理番号有）

◆AUN オフィシャルWebサイト
◆AUN Jクラシック・オーケストラ オフィシャルWebサイト

[寄稿]　伊藤 緑：http://www.midoriito.jp/