上原多香子、初主演映画で和服姿を披露
SPEEDの上原多香子が初主演を果たした映画『恋谷橋La Vallee de l'amour』が、2011年に公開されることが発表された。
◆上原多香子画像
この作品は、「名作映画には、必ず心を揺さぶるシナリオがある」のキャッチフレーズで募集が始まった「第1回スーパーシナリオグランプリ」大賞に選ばれたもの。過去の繁栄の面影もなくすっかりさびれた温泉街を舞台に、思い悩むさまざまな人々がそれぞれに力と知恵を出し合い、町起こし、人起こしを実現し、奇跡の復興に成功するというシナリオで、応募総数777点もの作品の中から見事グランプリに選ばれた作品だ。
映画のロケ地には、鳥取県にある名湯・三朝温泉が選ばれた。三朝温泉は1164年開湯という歴史ある温泉地で、なかでも上原多香子演じる島田朋子の実家・老舗温泉旅館の設定となった「旅館大橋」は、国有形文化財指定旅館として全国でも非常に貴重な建物であり、そこでの撮影の許可が下りたことが、この映画の順調な滑り出しを後押ししてくれたようだ。
「今回初めて映画の主演をさせていただいて、ものすごく大きな緊張とプレッシャーがありましたが、映画と向き合って見えてくるものや感じることを素直に表現しようと思いました。
夢を持って上京したけれど、挫折して三朝に戻り、家族や友達に温かく迎えられてもどこか迷っている。でも三朝の変わらない自然に触れたり、周りの人と話したりする中で、この場所・故郷で頑張ろうという気持ちに徐々に変化していく。そんな朋子の細かい心情の変化に気をつけて演じました。また三朝という場所がこの映画においてとても重要で、実際にこの土地の空気や匂い、町の雰囲気などを体感することで朋子という役柄、そして映画自体がより深いものになっていったと思います。
「今までの自分だったら逃げていたかもしれない。でも今は自分のできることをする」というセリフは、今まで迷っていて受身だった朋子が、初めて自発的に言ったセリフなのでとても印象に残っています。自分自身も夢を追って沖縄から東京に出てきたので朋子に共感する部分はありますし、監督にアドバイスをいただいたり、他のキャスト・スタッフの皆さんなど、たくさんの方々に支えられることによって演じることができたと思っています。監督は私の意見も柔軟に取り入れてくれましたし、はっきりとした演出をしてくださったので、とても演じやすかったです。スタッフのみなさんも温かく、険しい山道を登って過酷な撮影に望んだ投入堂のシーンは、みんなの気持ちを一つにして頑張りました。自分の足で登ったことによる達成感があったのでとても印象に残っています。
映画は一つ一つのシーンに監督やスタッフなど、みんなの意見や想いが詰まっていて、みんなで作っていくものだと実感しました。私自身も皆さんのおかげで気持ちよく演じることができました。
そして何よりも、大変な撮影にも関わらず温かく迎えていただき、全面的に協力していただいた三朝のみなさんがいなければできなかった作品だと思います。本当に感謝しています。三週間しか滞在してませんが、三朝は私にとって第二の故郷です。」──上原多香子
「この映画のロケハンのため、山陰屈指の情緒あふれる湯町、三朝温泉を訪れた。初めての地なのにノスタルジアに駆られた。なぜだろう!断崖に建つ投入堂のある神秘の山、三徳山、その麓に清清と流れる三朝川には、ロマンチックな恋谷橋の他に趣の異なった三つの橋。そして両岸には、老舗旅館が軒を連ねているが、ここにも空店、空地が。
三朝には、美しい山河、史跡、日本のふるさとの原風景があり、地方の縮図がある。
まさに『恋谷橋』の舞台そのものである。
この映画のヒロイン朋子に、故郷を愛してほしい。この地に根をはって生きている人々を愛してほしい。人々の温もりのある湯町、三朝を、若いエネルギーで再生させてほしい、そして新しい自分と出会ってほしい。
湯町、三朝に流れる川は、やさしい。
その水の流れが、この町の閉塞感に、風穴をあけることを、その一雫が、若い二人の恋心を実らせることを、願って…。」──後藤幸一監督
撮影は、2010年11月~12月にかけて三朝町を中心とし鳥取県内でオールロケし、現在仕上げ作業中という。
古き良き時代の自然がそのまま残された心癒される温泉街を舞台に、家族、友人、そして町の人々との絆を描いた、活気と希望にあふれる感動作にご注目を。
映画『恋谷橋La Vallee de l'amour』
キャスト:上原多香子、水上剣星、松田美由紀、小倉一郎、中澤裕子、高野八誠 、岩佐真悠子、川岡大次郎、土屋アンナ、葛山信吾 / 石橋蓮司、吉行和子、松方弘樹
監督:後藤幸一
脚本:後藤幸一、井上正子
原作:宮尾卓志(「雨の中の初恋」より)
制作協力:NPOみささ温泉、鳥取県、三朝町、鳥取県中部ふるさと広域連合
製作会社:パル企画、毎日広告社、ポニーキャニオン、プロダクション十二
配給:パル企画
2011年全国ロードショー
◆上原多香子画像
この作品は、「名作映画には、必ず心を揺さぶるシナリオがある」のキャッチフレーズで募集が始まった「第1回スーパーシナリオグランプリ」大賞に選ばれたもの。過去の繁栄の面影もなくすっかりさびれた温泉街を舞台に、思い悩むさまざまな人々がそれぞれに力と知恵を出し合い、町起こし、人起こしを実現し、奇跡の復興に成功するというシナリオで、応募総数777点もの作品の中から見事グランプリに選ばれた作品だ。
映画のロケ地には、鳥取県にある名湯・三朝温泉が選ばれた。三朝温泉は1164年開湯という歴史ある温泉地で、なかでも上原多香子演じる島田朋子の実家・老舗温泉旅館の設定となった「旅館大橋」は、国有形文化財指定旅館として全国でも非常に貴重な建物であり、そこでの撮影の許可が下りたことが、この映画の順調な滑り出しを後押ししてくれたようだ。
「今回初めて映画の主演をさせていただいて、ものすごく大きな緊張とプレッシャーがありましたが、映画と向き合って見えてくるものや感じることを素直に表現しようと思いました。
夢を持って上京したけれど、挫折して三朝に戻り、家族や友達に温かく迎えられてもどこか迷っている。でも三朝の変わらない自然に触れたり、周りの人と話したりする中で、この場所・故郷で頑張ろうという気持ちに徐々に変化していく。そんな朋子の細かい心情の変化に気をつけて演じました。また三朝という場所がこの映画においてとても重要で、実際にこの土地の空気や匂い、町の雰囲気などを体感することで朋子という役柄、そして映画自体がより深いものになっていったと思います。
「今までの自分だったら逃げていたかもしれない。でも今は自分のできることをする」というセリフは、今まで迷っていて受身だった朋子が、初めて自発的に言ったセリフなのでとても印象に残っています。自分自身も夢を追って沖縄から東京に出てきたので朋子に共感する部分はありますし、監督にアドバイスをいただいたり、他のキャスト・スタッフの皆さんなど、たくさんの方々に支えられることによって演じることができたと思っています。監督は私の意見も柔軟に取り入れてくれましたし、はっきりとした演出をしてくださったので、とても演じやすかったです。スタッフのみなさんも温かく、険しい山道を登って過酷な撮影に望んだ投入堂のシーンは、みんなの気持ちを一つにして頑張りました。自分の足で登ったことによる達成感があったのでとても印象に残っています。
映画は一つ一つのシーンに監督やスタッフなど、みんなの意見や想いが詰まっていて、みんなで作っていくものだと実感しました。私自身も皆さんのおかげで気持ちよく演じることができました。
そして何よりも、大変な撮影にも関わらず温かく迎えていただき、全面的に協力していただいた三朝のみなさんがいなければできなかった作品だと思います。本当に感謝しています。三週間しか滞在してませんが、三朝は私にとって第二の故郷です。」──上原多香子
「この映画のロケハンのため、山陰屈指の情緒あふれる湯町、三朝温泉を訪れた。初めての地なのにノスタルジアに駆られた。なぜだろう!断崖に建つ投入堂のある神秘の山、三徳山、その麓に清清と流れる三朝川には、ロマンチックな恋谷橋の他に趣の異なった三つの橋。そして両岸には、老舗旅館が軒を連ねているが、ここにも空店、空地が。
三朝には、美しい山河、史跡、日本のふるさとの原風景があり、地方の縮図がある。
まさに『恋谷橋』の舞台そのものである。
この映画のヒロイン朋子に、故郷を愛してほしい。この地に根をはって生きている人々を愛してほしい。人々の温もりのある湯町、三朝を、若いエネルギーで再生させてほしい、そして新しい自分と出会ってほしい。
湯町、三朝に流れる川は、やさしい。
その水の流れが、この町の閉塞感に、風穴をあけることを、その一雫が、若い二人の恋心を実らせることを、願って…。」──後藤幸一監督
撮影は、2010年11月~12月にかけて三朝町を中心とし鳥取県内でオールロケし、現在仕上げ作業中という。
古き良き時代の自然がそのまま残された心癒される温泉街を舞台に、家族、友人、そして町の人々との絆を描いた、活気と希望にあふれる感動作にご注目を。
映画『恋谷橋La Vallee de l'amour』
キャスト:上原多香子、水上剣星、松田美由紀、小倉一郎、中澤裕子、高野八誠 、岩佐真悠子、川岡大次郎、土屋アンナ、葛山信吾 / 石橋蓮司、吉行和子、松方弘樹
監督:後藤幸一
脚本:後藤幸一、井上正子
原作:宮尾卓志(「雨の中の初恋」より)
制作協力:NPOみささ温泉、鳥取県、三朝町、鳥取県中部ふるさと広域連合
製作会社:パル企画、毎日広告社、ポニーキャニオン、プロダクション十二
配給:パル企画
2011年全国ロードショー
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