石川遼とゆず、献血に対する理解と協力を求める

1月17日、ステラボールにて「はたちの献血キャンペーン」の記者発表会が開催、広報キャラクターを務める石川遼選手とともに、この活動に賛同しキャンペーンソングを歌うゆずが登壇、「はたち」の若者を中心として広く国民各層に献血に対する理解と協力を求めた。

◆「はたちの献血キャンペーン」記者発表会画像

当日は、石川遼選手とゆずの2人の他に、輸血により一命を取り留めた経験を持ち、今回CMで石川遼選手と共演している峰山真彩ちゃん（8歳）も登場。石川選手と久しぶりに会い緊張していたものの、石川選手に手をひかれ登場し、仲の良い姿を見せてくれた。

ゆずは、CMソング「Hey和」を生でパフォーマンス、近くの身近な平和を大切にしようという想いがこめられたこの曲に、石川遼は「生の歌をこんな目の前で聞いて感動しました」と、真彩ちゃんと共にゆずの生歌に聞き入っていた。

その後、トークセッションでは、命の助けになることができる献血や、ゆずの歌について、それぞれの想いを語ってくれた。

──ゆずさんの歌を生で聞いてみていかがでしたか？

石川遼：すごく近くで生で聞いて感動しました。ね、真彩ちゃん？
峰山真彩：うん。近くで見られてすごかった。

──歌を歌った感想はどうでしたか？

北川：初めてこの歌を皆さんの前で歌ったので、緊張しました。こんなに沢山の人の前で歌を披露できて光栄です。
岩沢：このような形で歌えて、光栄です。

──この曲にはどんな想いが込められていますか？

北川：沢山の人に支えられて生きていると感じています。そして、同時に大きいことでなくても、何か自分にできることがあるんじゃないか、と感じることもあります。そのような助けあう気持ち、遠くの平和などではなく、近くに感じる平和、命の大切さを歌っています。

──完成したCMを見て改めて何か感想はありますか？

岩沢：すごくいいCMだなーと感動しました、自分たちの曲が使用されていることを忘れて、2人を見て純粋に感動してしまいました。
北川：本当に作ってよかったです。

──撮影の際に、どのようなことが印象に残っていますか？

石川遼：真彩ちゃんは、関西から東京に撮影に来たしきっと疲れているのに、よく頑張っていたし、撮影後に僕に会いに来てくれました。そして、「東京ディズニーランド」でのお土産をくれて、とても嬉しかったです。

──久しぶりに会っていかがでしたか？

石川遼：ここまで真彩ちゃんが元気になるまでの日々を知り、どんな子かなと、気になっていたのですが、とてもやんちゃで、普通の8歳の女の子でした。でも、驚いたのが、「一番大切なものは何？」と聞いた時に、「自分の命」って言われたことです。自分が8歳だったらラジコンなどと言う気がします（笑）。その答えを聞いて、このような経験をしてとても頑張ったんだろうな、と強さを感じました。

──峰山さんのCMを見た周りの反応はどうでしょうか。

峰山真彩：友達から石川遼さんとのCM見たよ、って電話かかってきました。
石川遼：撮影中に、真彩ちゃんの言葉に僕はとても重みを感じました。

──病気で苦しんでいる人へのメッセージや、献血してくれた人への伝えたいことはありますか？

峰山真彩：私も病気だったからみんなも頑張って！献血してくれてありがとう！
石川遼：短い言葉でも、真彩ちゃんの一言一言、命に関しては、また僕らと違う重さがあり、はっとさせられます。

──献血に対して心境の変化はありましか？

北川：2人とも献血したことはあったのですが、今回キャンペーンソングを歌わせていただくことになったので、日本赤十字社に行って、2時間ほどレクチャーを受けてきました。知らないことが沢山あり、驚きました。沢山の大切なことがあったので、音楽を通じてもっと伝えていかないといけないことが、沢山あるなと改めて感じました。
岩沢：献血車がないと、献血できないと思っていました。学んだ後は、街の色々なところに献血センターがあることを知り、より献血を身近に感じました。

──石川さん、最後に献血に対するイメージや、ご自身の心境など、何か変わったことはありますか？

石川遼：一年目の経験を活かして頑張りたいです。今年で僕も二十歳になるので。友人から昨年学校に献血車が来て献血したと連絡がきて、嬉しかったです。このようなことをもっと増やしたいです。20代前後の献血をする人をもっと増やしていきたいです！

「はたちの献血キャンペーン記者発表会」
平成23年1月17日（月） 11：00～
＠ステラボール （東京都港区高輪4-10-30）
登壇者： 広報キャラクター石川遼選手
CMタイアップソングアーティストゆず
峰山真彩（みねやま まい）さん
日本赤十字社　副本部長　石川隆英（いしかわ たかひで）
日本赤十字社　課長 菅原拓男（すがわら たくお）