ザ・ボクサー・リベリオン、ニューアルバム登場
ザ・ボクサー・リベリオンのニューアルバム『ザ・コールド・スティル』が2月23日にリリースとなる。伝説的なプロデューサー、イーサン・ジョンズ(Kings of Leon、Ryan Adams他)とともに制作されたこのアルバムは、壮大で親密、息を呑むような展開、強力なギター・リフ、胸を引き裂くような歌詞…と、ザ・ボクサー・リベリオンのトレードマーク全てが詰まった作品となったようだ。
◆「Step Out Of The Car」PV映像
「イーサンは僕らがプロデューサーとしてずっと夢見てた人なんだ。だからサード・アルバムのプロデューサー候補のリストには彼の名前しかなかったんだよ。僕らは他の誰とも仕事はしたくなかったし、幸運にも、デモの最初の段階から彼はかかわってくれたんだ。僕らは自然だけど発展するようなサウンドを作りたいと思ってたんだけど、イーサンならそれが出来ることはわかっていたんだ」──トッド・ハウ
「イーサンと仕事を出来たのは夢のような経験だった。基本的に『ユニオン』はセルフ・プロデュースだったので、プロデュースを誰かにお願いするのはバンドとして大きな決断だった。円形に向かい合って演奏できるようにセット・アップすることからイーサンはレコーディングを始めたんだ。互いに向き合って演奏することなんてこれまでなかったんだよ。バンドのクリエイティヴなプロセスに彼は新しい方法を導入してくれたんだ。今までの中でベストだと思わせてくれるアルバムを作る手助けをしてくれたよ」──ネイサン・ニコルソン
ザ・ボクサー・リベリオンは、2001年にロンドンで結成された。当初はThe Slippermenというバンド名で活動をしていたが成功することはなく、バンド名をザ・ボクサー・リベリオンに変更。サウンドも大きく変化し、徐々にファンを獲得していった。2003年の6月、Play Louderのコンペティションの結果、グラストンベリーのニュー・バンド・テントでプレイし、その直後にアラン・マッギーのレーベル、ポップトーンズと契約。2005年の5月にファースト・アルバム『エグジッツ』をリリースするや、NME誌は「このバンドは、あなたの人生を変える」とアルバムを大絶賛。Fly誌とMusicOMH誌も「完璧(なアルバム)」と評し、アルバムに収録された「Watermelon」はバンドの代表曲となり、同曲はレーザーライト、ザ・リバティーンズ、バズコックス他とともに、The Football Factoryのサントラにも収録された。
しかし、ここからバンドの不幸は始まる。彼らの所属レーベルであったポップトーンズが閉鎖、アルバムが発売されてから僅か2週後のライヴで、バンドはレーベルからドロップしたことをアナウンスしなくてはならなかったのだ。当然、約束されていた巨大なプロモーションは行なわれることなく、バンドは再びデイ・ジョブの日々に後戻りすることとなってしまう。この時からバンドはレコード・レーベルとの契約を持たないバンドとなったのだ。
しかし、アルバムは口コミで人々の評判となっていく。その結果、イギリスやヨーロッパでのライヴは常にソールド・アウトという現象を引き起こし、そのギャラでバンドは活動を維持していった。そして、エディターズ、レニー・クラヴィッツ、ゲイリー・ニューマンらのオープニング・アクトもこなし、バンドのファン・ベースはさらに拡大していった。
ライヴ活動とともにバンドは自己資金で新しいアルバムを制作、2009年1月(11日イギリス/13日アメリカ)にセカンド・アルバム『Union』をiTunesで独占リリースした。資金がなくCD化することができなかったが、リード・トラック「Evacuate」は、iTunesのフリー・シングル・オブ・ザ・ウィークに選ばれ、1週間で56万ダウンロードを記録。アルバムはUS/UK両国のiTunesトップ5にランクインし、最終的にUKのiTunesトップ100アルバム・チャートで最高位4位を、同オルタナティヴ・チャートでは2位(1位はキングス・オブ・レオン)を、USでは1位を獲得。ある時点では、コールドプレイやキングス・オブ・レオンよりも売れたアルバムとなった。
バンドは、今作のリリースにあたっても自らの意思でレーベルとは契約を結んでいない。アルバムはバンド自身のレーベル、Absentee Recordingsよりリリースされる。『ザ・コールド・スティル』は、バンドの次章へ誘うアルバムとなるだろう。これまでのヒットは、単なるプロローグに過ぎないのだ。
『ザ・コールド・スティル』
YRCG-90054 ¥2,300(税込)
※解説/歌詞/対訳付
※日本盤ボーナス・トラック4曲収録
※豪華20Pブックレット仕様
1.No Harm
2.Step Out Of The Car
3.Locked In The Basement
4.Cause For Alarm
5.Caught By The Light
6.Organ Song
7.Memo
8.Both Sides Are Even
9.The Runner
10.Doubt
11.If You Run(Acoustic KCRW)※
12.Losing You/ルージング・ユー※
13.World Without End (Alt version)※
14.Semi-Automatic (Acoustic Version)※
※日本盤ボーナス・トラック
◆ザ・ボクサー・リベリオン・オフィシャルサイト
◆ザ・ボクサー・リベリオン・レーベルサイト
◆「Step Out Of The Car」PV映像
「イーサンは僕らがプロデューサーとしてずっと夢見てた人なんだ。だからサード・アルバムのプロデューサー候補のリストには彼の名前しかなかったんだよ。僕らは他の誰とも仕事はしたくなかったし、幸運にも、デモの最初の段階から彼はかかわってくれたんだ。僕らは自然だけど発展するようなサウンドを作りたいと思ってたんだけど、イーサンならそれが出来ることはわかっていたんだ」──トッド・ハウ
「イーサンと仕事を出来たのは夢のような経験だった。基本的に『ユニオン』はセルフ・プロデュースだったので、プロデュースを誰かにお願いするのはバンドとして大きな決断だった。円形に向かい合って演奏できるようにセット・アップすることからイーサンはレコーディングを始めたんだ。互いに向き合って演奏することなんてこれまでなかったんだよ。バンドのクリエイティヴなプロセスに彼は新しい方法を導入してくれたんだ。今までの中でベストだと思わせてくれるアルバムを作る手助けをしてくれたよ」──ネイサン・ニコルソン
ザ・ボクサー・リベリオンは、2001年にロンドンで結成された。当初はThe Slippermenというバンド名で活動をしていたが成功することはなく、バンド名をザ・ボクサー・リベリオンに変更。サウンドも大きく変化し、徐々にファンを獲得していった。2003年の6月、Play Louderのコンペティションの結果、グラストンベリーのニュー・バンド・テントでプレイし、その直後にアラン・マッギーのレーベル、ポップトーンズと契約。2005年の5月にファースト・アルバム『エグジッツ』をリリースするや、NME誌は「このバンドは、あなたの人生を変える」とアルバムを大絶賛。Fly誌とMusicOMH誌も「完璧(なアルバム)」と評し、アルバムに収録された「Watermelon」はバンドの代表曲となり、同曲はレーザーライト、ザ・リバティーンズ、バズコックス他とともに、The Football Factoryのサントラにも収録された。
しかし、ここからバンドの不幸は始まる。彼らの所属レーベルであったポップトーンズが閉鎖、アルバムが発売されてから僅か2週後のライヴで、バンドはレーベルからドロップしたことをアナウンスしなくてはならなかったのだ。当然、約束されていた巨大なプロモーションは行なわれることなく、バンドは再びデイ・ジョブの日々に後戻りすることとなってしまう。この時からバンドはレコード・レーベルとの契約を持たないバンドとなったのだ。
しかし、アルバムは口コミで人々の評判となっていく。その結果、イギリスやヨーロッパでのライヴは常にソールド・アウトという現象を引き起こし、そのギャラでバンドは活動を維持していった。そして、エディターズ、レニー・クラヴィッツ、ゲイリー・ニューマンらのオープニング・アクトもこなし、バンドのファン・ベースはさらに拡大していった。
ライヴ活動とともにバンドは自己資金で新しいアルバムを制作、2009年1月(11日イギリス/13日アメリカ)にセカンド・アルバム『Union』をiTunesで独占リリースした。資金がなくCD化することができなかったが、リード・トラック「Evacuate」は、iTunesのフリー・シングル・オブ・ザ・ウィークに選ばれ、1週間で56万ダウンロードを記録。アルバムはUS/UK両国のiTunesトップ5にランクインし、最終的にUKのiTunesトップ100アルバム・チャートで最高位4位を、同オルタナティヴ・チャートでは2位(1位はキングス・オブ・レオン)を、USでは1位を獲得。ある時点では、コールドプレイやキングス・オブ・レオンよりも売れたアルバムとなった。
バンドは、今作のリリースにあたっても自らの意思でレーベルとは契約を結んでいない。アルバムはバンド自身のレーベル、Absentee Recordingsよりリリースされる。『ザ・コールド・スティル』は、バンドの次章へ誘うアルバムとなるだろう。これまでのヒットは、単なるプロローグに過ぎないのだ。
『ザ・コールド・スティル』
YRCG-90054 ¥2,300(税込)
※解説/歌詞/対訳付
※日本盤ボーナス・トラック4曲収録
※豪華20Pブックレット仕様
1.No Harm
2.Step Out Of The Car
3.Locked In The Basement
4.Cause For Alarm
5.Caught By The Light
6.Organ Song
7.Memo
8.Both Sides Are Even
9.The Runner
10.Doubt
11.If You Run(Acoustic KCRW)※
12.Losing You/ルージング・ユー※
13.World Without End (Alt version)※
14.Semi-Automatic (Acoustic Version)※
※日本盤ボーナス・トラック
◆ザ・ボクサー・リベリオン・オフィシャルサイト
◆ザ・ボクサー・リベリオン・レーベルサイト