驚きと興奮に満ちた2時間半、<ニコニコ大会議2010-11全国ツアー>広島公演

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ニコニコ動画で活躍するユーザーアーティストが出演するイベント<ニコニコ大会議2010-11全国ツアー ~ありがとう100万人~>。1月8日の福岡公演の熱気が冷めやらぬまま、翌1月9日には広島へと上陸をはたした。

◆<ニコニコ大会議2010-11全国ツアー ~ありがとう100万人~ in 広島>画像

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1月9日、<ニコニコ大会議2010-11 全国ツアー ~ありがとう100万人~ in 広島>が開催され、6万人を超える視聴者から10万件以上のコメントが寄せられるなど、大きな盛り上がりを見せた。

最初に登場したのは、ハイトーンボイスとシャウトで聴く者を魅了する「鋼兵」。彼が歌うのは、その熱い歌声にぴたりとハマったユーロビートナンバーの「ネコネコ☆スーパーフィーバーナイト / samfree」と「ルカルカ★ナイトフィーバー / samfree」だ。

会場が一気にヒートアップしたところで、そのテンションを引き継ぐように登場したのは、ご存知「赤飯」だった。

女性声をも操るほどの音域とシャウトで知られる彼が披露したのは、「トカレフと少女(みつむしver.) / もちーべP・はいのことん」。厚みのあるギターサウンドが心地良く響き、会場はさらに熱気を帯びていく。

ここで、「三段峡」と「KEISUKE」がステージに姿を現した。

まずは、声真似に定評があり、歌い手としても活躍する三段峡がやや緊張気味ながらも「いろは唄 / 銀サク」を歌いきると、続いては現役男子高校生で、この<ニコニコ大会議>が人生初ライヴだというKEISUKEが「ガーネット / 奥華子」をギターでしっとりと弾き語る。会場の空気を優しくクールダウンした。

クールダウンした会場の雰囲気は、さらに一転する。ニコニコ生放送の生放送主である「イソフラボン閣下」の登場である。

奇抜な見た目と芸人顔負けのパフォーマンス、さらには家族とのテレビ電話など、閣下はこの<大会議>でも自身の生放送さながらにやりたい放題。あまりのフリーダムさに最後は強制(?)退場となってしまった。とはいえ、熱く盛り上がる歌があるかと思えば、落ち着く弾き語りがあり、そして直後にこうしたパフォーマンスもある。この“振れ幅”こそが<ニコニコ大会議>の魅力なのだ。
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