東京・福岡間で生セッションも飛び出した<ニコニコ大会議2010-11全国ツアー>福岡公演

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2011年1月8日、ニコニコ動画で活躍するユーザーアーティストが出演するイベント<ニコニコ大会議2010-11全国ツアー ~ありがとう100万人~ in 福岡>がDRUM LOGOSにて開催された。

◆<ニコニコ大会議2010-11全国ツアー ~ありがとう100万人~ in 福岡>画像

会場のオーディエンスに加えて、約8万人の視聴者がPCのモニターの前で見守ったこのイベントのオフィシャルレポートが届いたので紹介しよう。

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1月8日、<ニコニコ大会議2010-11 全国ツアー ~ありがとう100万人~ in 福岡>が開催された。同イベントに関して、視聴者は約8万人、書き込まれたコメント総数は15万件近くにも上った。

今回はこれまでの開催地同様、ニコニコ動画の人気ユーザーがライブパフォーマンスを行なったほか、ニコニコ動画の新サービスとして「ニコ生セッション」が発表された。

「ニコ生セッション」は、ヤマハ株式会社の開発したアプリケーション「NETDUETTO β」を利用したサービスで、遠隔地のユーザー同士がインターネットを介して音楽の即興演奏会やデュエットを行ない、その音声を配信することができるというもの。

ニコニコ生放送では、生放送主が「ルーム」を作成し、そこに別のユーザーが参加することでセッションが可能になる。これにより、生放送主同士、あるいは生放送主と番組視聴中のユーザーとで、バンド演奏やカラオケなどのセッションをタイムラグなしに行なうことができるというわけだ。

そんな新サービス「ニコ生セッション」の発表の後、いよいよ福岡でのライヴが始まった。

今回のトップバッターを務めるのは、「馬琴&ぐり子」。ニコニコ動画ではそれぞれ「踊ってみた」カテゴリで活躍する人気の踊り手だ。

彼女たちが今回ダンスの曲に選んだのは、「ボーダーランズ / マチゲリータP」と「メランコリック / Junky」の2曲。パワフルとキュート、まったく色の違うダンスを連続して披露したふたりには、視聴者からも「かっこいい!」と「かわいい!」が入り乱れた賞賛のコメントが寄せられていた。

続いては「赤飯」が「Baguettes Ensemble」とともに登場した。赤飯は、熱く力強い男性声から女性声まで、様々な声色を使い分けて歌うその技術から、“七色の声”の持ち主と称される歌い手だ。またBaguettes Ensembleは、VOCALOID楽曲をJAZZにアレンジしてセッションしているバンドである。

まずは得意のトークで場を和ませた赤飯が、「Fly me to the moon」を歌い上げると、続いてはBaguettes EnsembleがJAZZアレンジした「炉心融解 / iroha」と「Alice / 古川P」を演奏し、会場をしっとりとした空気で満たした。
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