クリスマス中止を掲げた<ニコニコ大会議2010-11全国ツアー>高松公演
次に登場したのは湯毛とやまだんのふたり。熱い歌声で人気の彼らは、それぞれのソロ活動に加え、3年ほど前から「軟鉄兄弟」というユニットでも活動を続けている。今回は、湯毛が「真っ赤な誓い」をアコースティックギターで弾き語り、その後ふたりそろって「博多風龍の唄」を熱唱。さらに軟鉄兄弟として、「未来への咆哮」を披露した。特に、やまだんは隣県の愛媛出身とのことで、この日は彼の両親も会場入り。それもあってか、もともと熱いふたりの歌声が、より一層磨きがかかって熱気を帯びていた。
ライヴはいよいよ後半戦へ。ここでタイツォンが登場し、さらに他の出演者も姿を見せる。ニコニコ電話のコーナーだ。これは携帯電話を使って視聴者がニコニコ生放送に参加することができるサービスで、この日は“菖蒲”さん、“ネル・コンカーン”さん、“柴威”さんの3人が見事当選。出演者と直接会話を交わした3人は、それぞれ緊張した様子ながらも応援のメッセージを送った。
そしていよいよタイツォンのステージへ。“七色の声”の持ち主で、ラップにおいても高いスキルを持つ彼が今回披露したのは、「チョコレートトレイン / Penguins Project」と「ローリンガール / wowaka ver.タイツォン」の2曲。しっとりした「チョコレートトレイン」で観客の空気を和ませ、続けざまにアップテンポな「ローリンガール」で盛り上げ、さらにコール&レスポンスで会場の一体感を高めていく。
トリにふさわしい盛り上がりを見せた後は、全員で「クリスマス?なにそれ美味しいの? / ヒャダイン」と「ぼくとわたしとニコニコ動画 / ヒャダイン feat. 魔猿」を合唱し、<ニコニコ大会議・高松公演>は終了した。
ちなみに蝉丸Pは最後の合唱時、木魚を叩いていた。
◆<ニコニコ大会議2010-2011全国ツアー>
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