ビクター、「HA-FXCシリーズ」の高解像度サウンドの秘密

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▲写真左から「HA-FXC71-B」「HA-FXC71-W」「HA-FXC51-B」「HA-FXC51-R」「HA-FXC51-W」。

ビクターから発売されているカナル型ヘッドホン「HA-FXC71」と「HA-FXC51」が高評価で市場で人気になっている。この「HA-FXCシリーズ」の2モデルは、カナル型と呼ばれる耳に深く差し込むタイプ。小型のドライバーユニット「マイクロHDユニット」を音筒の先端に配置するという独自の「トップマウント構造」を開発し採用。耳穴に深く装着できる密閉構造で高い遮音性を実現していると同時に、鼓膜へダイレクトに響くことで高解像度サウンドを実現しているものだ。

この「HA-FXCシリーズ」のチェックポイントは以下の5項目。
・耳のより奥深くでダイレクトに響く
・小さな音でも混じり気のない解像度のサウンド
・低域再生は力強くダイナミック
・スタイリッシュなメタルハウンジング、カラバリも用意
・軽い!小さい!これまでにない装着感

特徴をもう少し詳しく解説しておこう。

「HA-FXC71」「HA-FXC51」の最大の特徴は、実際に音を出すドライバーユニットと鼓膜の距離を近づけたことだ。大口径のユニットを採用するメーカーが多い中、ビクターでは逆に口径5.8mmの大幅に小型化された「マイクロHDユニット」を開発。耳のより奥に差し込まれるという独自の構造により、鼓膜まで音が混じり気なく到達し、高解像度サウンドの再生を実現する。これが画期的な「トップマウント構造」だ。耳穴に深く装着できることからより高い遮音性も生み出している。

一般的にサイズの小さい再生装置が苦手とする低域の再生においても「HA-FXC71」「HA-FXC51」強靭で剛性の高い素材である「カーボン振動板」の採用し、ダイナミックな低域再生を可能としている。比重が軽く伝搬速度が速いというカーボンの音響特性によりメリハリの効いたバランスの良いサウンドを届けてくれる。

上位モデルの「HA-FXC71」は高比重ボディに比重の大きいブラスリングを内蔵した「デュアルシリンダー構造」となっており、不要な振動ロス低減で臨場感のあるサウンドを再生する。また、コードが体などに触れることで耳に伝わるタッチノイズ抑えるために、ボディ内部に制振ジェルが内蔵されているのも「HA-FXC71」の特徴だ。

と、このように小さなボディながら高解像度サウンドを誇る「HA-FXCシリーズ」。BARKSでは、このヘッドホンの高音質を徹底チェックする特集をただいま公開中だ。耳の奥深くで響く迫力のクリアサウンドと、低域をダイナミックに再生する「カーボン振動板」の実力を実際に聴いてレビューしているので、どんなジャンルの曲がどのように聞こえるのか、しっかりと読み込んで購入の参考にしてほしい。

「HA-FXC71」
型式:ダイナミック型
出力音圧レベル:102dB/1mW
再生周波数帯域:8Hz ~ 25,000Hz
インピーダンス:16Ω
最大許容入力:150mW
コード:1.2m(Y型)、φ3.5mm 24金メッキステレオミニプラグ付
質量(コード含まず):6.2g
付属品:シリコンイヤーピース (S、M、L各2個)、コードキーパー、クリップ、キャリングポーチ

「HA-FXC51」
型式:ダイナミック型
出力音圧レベル:102dB/1mW
再生周波数帯域:10Hz ~ 24,000Hz
インピーダンス:16Ω
最大許容入力:150mW
コード:1.2m(Y型)、φ3.5mm 24金メッキステレオミニプラグ付
質量(コード含まず):4.4g
付属品:シリコンイヤーピース (S、M、L各2個)、コードキーパー、クリップ、キャリングポーチ

◆HA-FXC71/51 スペシャルサイト
◆BARKS ヘッドホンチャンネル
◆ビクター オフィシャルサイト
◆ビクターヘッドホンの高解像度サウンドに迫る特集
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