ポール・マッカートニー、閉鎖の危機にあるクラブで300人を前にパフォーマンス

ポール・マッカートニーが今週金曜日（12月17日）、閉鎖の危機にあるロンドンのライヴ会場100 Clubでプレイする。収容人数は300人！しかも、同会場の楽屋は入り口の横にあるため、ステージに上がるにはオーディエンスの間を通り抜けなくてはならないという、プレミア中のプレミア・ギグとなる。

ポール・マッカートニーは「ファンと顔をつき合わせた状態で交流できるのを、楽しみにしてるよ。汗とビールのニオイは言うまでもなく」と話している。

ポール・マッカートニーがこのような小さな会場でプレイするのは、1999年にリバプールのキャバーン・クラブで行なわれたギグ以来だという。ちなみにチケットは60ポンド（約8,000円）。英国時間の水曜日（15日）午前10時から売りに出される。

家賃の高騰により閉鎖の危機にある100 Clubを救えと、多くのアーティストが立ち上がっており、先日はロニー・ウッドがスペシャル・パフォーマンスを行なっている。

参照：◆「ロニー・ウッド、ザ・ローリング・ストーンズの元メンバーと共演」

Ako Suzuki, London