“日本一のライブバンド”フラワーカンパニーズ、渋谷AXワンマンで完全復活

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12月4日(土)、渋谷AXで行なわれたフラワーカンパニーズワンマンの東京公演で、9月初旬から骨折治療のため、ライブ活動を休止していたミスター小西(Dr)がツアーに復帰、遂に4人揃ったフラワーカンパニーズとして、全26曲・2時間半以上のライブで完全復活を遂げた。

◆フラワーカンパニーズ、渋谷AXワンマンで完全復活~拡大画像~

ドラム担当のミスター小西は、2010年9月初旬、夏フェスの打ち上げで右足の指を3本骨折。日本一のライブバンドは、ライブ活動を続けられなくなるかもしれないという緊急事態に陥った。が、骨折直後からニューアルバムの発売、それを引っさげての全国ツアーを控えていたため、バンドは、サポートドラマーを迎えてライブ活動を続ける事を決断。代打にクハラカズユキ、サンコンJr.(ウルフルズ)を迎え、フラカン史上初めて、ミスター小西不在の“4人揃っていない”状態で全国ツアーを行なっていた。

そして12月4日(土)、フラワーカンパニーズ完全復活のライブはお祝いムード一色。鈴木圭介(vo)の「4人揃ってフラワーカンパニーズ!!」という雄たけびも高らかに、“日本一のライブバンド”の完全復活ライブは、定番曲はもちろん、ニューアルバム『チェスト!チェスト!チェスト!』からミスター小西が復活したらやるとツアー前半から取って置いていた曲を何曲も演奏。威風堂々、4人でやる喜びに満ちた感動的なものとなった。ライブ中のMCで、グレートマエカワ(B)が、2011年4月16日(土)日比谷野音で結成22(ゾロ目)周年を祝う記念ライブ<フラカン22周年祭 ~ゾロ目だョ全員集合!~>を行なうことも発表。

アンコールでは、ミスター小西の活動休止中にフラワーカンパニーズを支えた二人のドラマー、クハラカズユキ、サンコンJr.(ウルフルズ)が加わり、トリプルドラムで5曲を演奏。スペシャルなサプライズに会場の盛り上がりも最高潮。さらに、トリプルドラムコーナーの最後に演奏されたライブの定番曲「真冬の盆踊り」には、大切な仲間である先輩バンドTheピーズのメンバーが、フラカンに内緒でライブに突然乱入。これには、メンバーもびっくり。2010年一番のうれしい夜に花を添えた。

フラワーカンパニーズが全国19都市を巡る、全23公演の全国ツアー<チェスト!チェスト!チェスト!>も後半戦に突入。今週末の京都磔磔公演は2daysともSOLD OUTとかなりの盛り上がりを見せている。ツアーは2011年も続くので、ライブのチケットを買いたい人は急いだ方がよさそうだ。ちなみに4月16日(土)日比谷野音でのゾロ目記念ライブのチケットは、2011年2月頃に発売を予定。2011年春には、2009年日比谷野音で行われた結成20周年記念ライブの模様も収めたドキュメンタリー映画もDVDで発売となる。詳しくは、フラワーカンパニーズのオフィシャルサイトをチェックしよう。

<フラカン22周年祭 ~ゾロ目だョ全員集合!~>
4月16日(土)日比谷野外大音楽堂

◆フラワーカンパニーズ オフィシャルサイト
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