ザ・ビートルズ、iTunesを席巻中

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日本時間の11月17日午前0時、ザ・ビートルズとしては初となる楽曲デジタル配信が全世界のiTunesストアで遂にスタートとなったわけだが、早くもアルバム総合チャート1位を獲得、更にTOP10にも4作品がランクインすることとなった。

17日18時現在のアルバム総合チャートで1位を獲得したのは、ベスト・アルバム『ザ・ビートルズ1962年~1966年』…いわゆる『赤盤』だ。3位に『青盤』、4位には『ザ・ビートルズ・ボックス・セット』、そして9位には『アビイ・ロード』がランクインしている。

『ザ・ビートルズ・ボックス・セット』が4位に登場してくるのは、さすがザ・ビートルズとでも言うべきか。その内容を鑑みるとお買い得とはいえ価格は23,000円。全てのオリジナル・アルバム13作品に、アルバム未収録曲を収録した『パスト・マスターズ』を加えたアルバム14枚組のビートルズ・コンプリート・ボックス・セットだが、貴重なコンサート映像を収録したiTunes LPが配信のみの特典として付属している点が、往年のビートルマニアの触手を激しく動かしたのかもしれない。

なお、10位~20位にも6作品がランクインしており、トップ20中10作品がザ・ビートルズ作品(11月17日18時現在)。まさしくお祭り状態である。

現在iTunesでは、映像「THE BEATLES THROUGH THE YEARS」が公開されている。約4分のビデオ映像で、4人のメンバーの演奏シーンが多数含まれ、「シー・ラヴス・ユー」「抱きしめたい」などの初期の楽曲から「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」「マジカル・ミステリー・ツアー」「ゲット・バック」などの代表曲が使用されており、8年間にわたるバンドの歴史を垣間見ることができる。

◆ザ・ビートルズ・オフィシャルサイト
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