中川翔子、初の幕張メッセ2days“疑似文化祭”に12000人

ポスト

10月6日に発売したニュー・アルバム『Cosmic Inflation』が、オリコン・ウイークリー・ランキング初登場5位を記録した中川翔子が、11月13、14日、自身初となる幕張メッセ2daysライヴを行なった。

◆中川翔子<楽翔祭(らくしょうさい)>画像

各日6,000人、のべ12,000人を動員した今回のライヴでは、両日とも午前中から幕張メッセ屋外展示場にて、中川翔子が“実行委員長”を務める疑似文化祭<楽翔祭(らくしょうさい)>を開催。ファンや企業が計35店舗ものブースを出し合い、ライヴの前から大盛況。

中川翔子が実際にライヴやCDジャケットなどで使用した衣装を着用して写真が撮れる「なりきりしょこたん撮影所」をはじめ、「オフィシャルゾーン(13店舗)」には、飼い猫をモチーフにしたチョコバナナや楽曲のタイトルのお菓子などを販売する「お祭りゾーン(6店舗)」、しょこたんの好きなもつ鍋やスイーツなどを販売する「グルメゾーン(6店舗)」を展開。そして「貪欲ブース(10店舗)」と呼ばれるファンが企画したブースでは、「ダンス振付」を教えるブースや「オタ芸講座」ブース、アニソンDJの「DJ 『ギザ☆貪欲★NIGHT』」ブースなど、ファン参加型の大文化祭となった。

しかも、しょこたん自身も、コスプレにマスクとサングラスという変装!?をして、お忍びで<楽翔祭>に参加していたことがライヴ中のMCで明かされたから、さらにビックリ。

なお、<楽翔祭>のトリとなる実際のライヴのフィナーレは、しょこたん本人の意思により、セットリストを2日とも違うものにし、かつ、いつも歌っている恒例のアニソン・カヴァーを封印。初の本人オリジナル楽曲のみでの構成となった。

初日は、最新シングル「フライングヒューマノイド」でライヴが幕開け。ファンと一緒に踊るコーナーでは、通常のバックダンサー4人以外に、中川翔子の飼い猫の名前を付けた21人のスペシャル・ダンサーズ「ネギ」を率いた計26人によるパフォーマンスを披露し、会場が一体化した。

また、最新アルバム『Cosmic Inflation』よりロック・パートで披露された「TYRANT too young」は、これまでで最も激しいロック調の楽曲で、火が立ち上る演出の中、モニターに片足を乗せタオルを振り回したり、ファンに「まだまだこんなもんじゃないだろ! かかってこい~」とファンを煽るなど、これまでに無い熱いパフォーマンスを見せた。

アンコール時には、可動式ゴンドラ「フロート」で登場し、会場内を一周。後方のファンにもパフォーマンスを見せたいという本人の希望で、お姫様の乗り物の様なフロートに乗って歌う中川に後方のファンも大興奮だった。

「フロート」がステージ前に戻ると、そこにはファンが内緒で<楽翔祭>時に書いたCDデビュー5周年イヤーを祝う超大型寄せ書きが吊るされ、このサプライズには中川も大感激。これからも歌手活動をする事を誓う記念ライヴとなった。

また、二日目の最後には、早くも2011年春にツアーを行なうことを発表。大きな歓声が湧き上がった。

初の幕張メッセ2daysライヴを成功させたばかりの中川翔子だが、その活躍はまだまだ止まることはなさそうだ。

◆中川翔子オフィシャルサイト
この記事をポスト

この記事の関連情報