日本のiTunes Storeで映画の購入&レンタルサービス開始
日本のiTunes Storeのコンテンツに「映画」が加わった。これで、『トイ・ストーリー3』や、『セックス・アンド・ザ・シティ2(ザ・ムービー)』といったハリウッド映画の大ヒット作や、『おとうと』、『劇場版 仮面ライダーディケイド オールライダー対大ショッカー』そして『踊る大捜査線 THE MOVIE 2』などの日本映画が、MacやPCはもちろん、iPhoneやiPod touch、そしてiPadで楽しめるようになったのだ。
配信される作品は、20世紀フォックス、パラマウント・ピクチャーズ、ウォルト・ディズニー・スタジオ、ワーナー・ブラザース、ユニバーサル・ピクチャーズといった主要なインターナショナルフィルムスタジオ、そしてアスミック・エース・エンターテインメント、フジテレビ、角川映画、日活、松竹、東映といった日本の映画会社の作品、合わせて1000本以上。いずれもHD(ハイデフィニション)またはSD(スタンダードデフィニション)画質でレンタルおよび購入が可能となる。
iTunesの映画レンタルは、ダウンロードした映画を30日以内に観始め、また、一旦観始めた映画は48時間以内に観終わる必要がある。期間内なら何度でも観ることが可能だ。レンタル価格は作品ごとに異なり、200円から500円(HD画質)くらいの価格帯の模様。また、iTunes Storeでは映画の購入もできる。こちらの価格は、1000円から2500円といったところだ。
iTunesの映画配信サービス開始とともに、新しい「Apple TV」の出荷も日本でスタートするとアナウンスされた。Apple TVは、自宅のテレビと接続して、iTunesのコンテンツやYouTubeの映像、また同じネットワーク内にあるMac / Windows PCから音楽、ビデオ、写真をストリーミングで楽しむことができるセットトップボックス。また、App Storeから無料でダウンロードできるRemoteアプリケーションを使うと、iPhone、iPad、iPod touchからもApple TVの操作が可能だ。「Apple TV」の価格は8,800円。
映画ファンにとっては待ちに待ったiTunesでの映画サービスのスタート。これでiPhoneを使って電車内で映画を観るという人が増える…かもしれない。
◆BARKS iTunesチャンネル
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