チャン・ギハと顔たち、遂に日本デビュー

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1970~1980年代の韓国ロック/フォークを継承する音楽性と独特の歌詞、インパクトの強いライヴ・パフォーマンスで爆発的な人気を呼び、韓国で時代の寵児となったバンド、チャン・ギハと顔たちが、遂に日本上陸だ。11月17日のアルバム『何事もなく暮らす』リリースに先駆け、着うた(R)、着うたフル(R)が11月3日に配信開始となった。

◆チャン・ギハと顔たち画像

チャン・ギハと顔たちのリーダー:チャン・ギハは1982年ソウル生まれ。2002年に結成したヌントゥゴコベインのドラマーとして活動する傍ら、サイド・プロジェクトのチョンニョンシルオプ(青年失業)では、ヴォーカルやソングライティングも担当。2008年5月に、ブンガブンガレコードより、自身で全ての作詞・作曲・編曲・演奏を行なった初のCDシングル「サグリョ コピ(安物のコーヒー)」を発表。時を同じくして、チョン・ジュンヨプ(ベース/コーラス)、イ・ミンギ(ギター/コーラス)、キム・ヒョンホ(ドラム/パーカッション/コーラス)を伴い、チャン・ギハと顔たち名義でのライヴ活動を開始した。

リリース当初こそ振るわなかったものの、間もなくその独特の音楽性と歌詞世界、さらには視覚的なインパクトも強いライヴ・パフォーマンスが爆発的な人気を呼び、「サグリョ コピ(安物のコーヒー)」は14000枚を売り上げてしまう。これは、当時1000枚も売れればヒットとされる韓国のインディーズにおいては大事件であった。

このシングルによって第6回韓国大衆音楽賞で「今年の歌」「最優秀ロック」「ネットユーザーが選ぶ今年の男性ミュージシャン」という3冠を獲得、2009年2月には1stアルバム『ビョルリルオプシ サンダ(何事もなく暮らす)』をリリースし、4万枚以上を売り上げる大ヒットを記録した。チャン・ギハと顔たちは、多くのテレビ・ラジオ出演をこなしながら、精力的な公演活動を繰り広げていく。

2009年12月の第24回ゴールデンディスク賞では、ディスク部門大賞にSUPER JUNIOR、デジタル音源部門大賞に少女時代といった面々と並び、チャン・ギハと顔たちはロック賞を受賞。名実共に韓国1のロックバンドの称号を得た。

2010年7月にはイ・ジョンミン(キーボード)がバンドに正式加入し、現在はセカンド・アルバムの制作準備に入っている。

『何事もなく暮らす』
2010年11月17日発売
PCD-93375 \2,415( tax in)
1.ナワ(出ろ)
2.アムゴット オプチャノ(何もないじゃないか)
3.オヌルド ムサヒ(今日も無事に)
4.チョンマル オプソンヌンジ(本当にいなかったのか)
5.サムゴリエソ マンナン サラム(三叉路で出会った人)
6.マラロ ガヌン ギル(話しに行く道)
7.ナルル パダジュオ(俺を受け入れてくれ)
8.ク ナムジャ ウェ(あの人はなぜ)
9.ミョクサル ハン ボン チャッピシプシダ(胸ぐら一回つかませて)
10.サグリョ コピ(安物のコーヒー)
11.タリ チャオルンダ、カジャ(月が満ちる、行こう)
12.ヌリゲ コッチャ(のんびり歩こう)
13.ピョルリルオプシ サンダ(何事もなく暮らす)
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