葉加瀬太郎、<奈良遷都1300年イベント>に出演

ポスト
2010年10月17日(日)、葉加瀬太郎が主宰するレーベルHATSに所属するアーティストが一堂に会し、奈良・平城宮跡大極殿特設野外ステージで開催された平城遷都1300年の記念イベントに登場した。

◆葉加瀬太郎画像

イベントの冒頭、葉加瀬太郎は平城遷都1300年祭への祝辞を述べ「復元された大極殿の前でコンサートをやらせてもらえることは、すごく感慨深いです!」とコメントし、ピアニスト、西村由紀江をステージに呼び込んだ。2011年にデビュー25周年を迎える西村は、10月27日にリリースとなる新アルバム『Piano』に収録の「風の旅」をはじめとした3曲を演奏。

続いて登場したのはチェロ奏者の柏木広樹だ。クライズラー&カンパニーと同時期にデビューしたG-クレフのメンバーだった柏木は、葉加瀬太郎とは20年来の付き合いの仲。9月15日にリリースされた新アルバム『cocoro-relation-』に収録された「relation」では葉加瀬太郎との共演を披露した。

3番目に出演した鳥山雄司は、ライブ・イマージュや情熱大陸フェスの出演で葉加瀬ファンにはお馴染みのギタリスト。世界遺産のテーマ曲「ソング・オブ・ライフ」では葉加瀬太郎が参加し、息のあった演奏を披露して見せた。

19時過ぎに、真打ち、葉加瀬太郎が登場。9月にリリースされたばかりのアルバム『EMOTIONISM』収録曲を中心にした選曲でじっくりとヴァイオリンを聴かせ、ラスト・ナンバーの『情熱大陸』では鳥山雄司をゲストに呼び入れ、前半の静かな演奏とは対称的なアグレッシブなパフォーマンスでオーディエンスを魅了。アンコールでは、放送中のNHK連続テレビ小説「てっぱん」のテーマ曲「ひまわり」を演奏され、集まった4200人を大いに沸かせた。

2010年にデビュー20周年を迎えた葉加瀬太郎は、9月17日から始まった全国ツアーの真っ最中だ。11月17日より3日間の渋谷オーチャードホール、12月18日より2日間のNHKホール等、12月26日まで全国44本のコンサートが行なわれる。

◆葉加瀬太郎オフィシャルサイト
◆葉加瀬太郎20周年記念特設サイト
この記事をポスト

この記事の関連情報