活動休止前の大黒摩季が憧れの吉川晃司とユニットを結成、仮面ライダーを歌う
■ 大黒摩季コメント
吉川晃司さんは、私がアマチュア時代から聞いていた、憧れの大スターです。もう軽いマニアですから(笑)。主演していた映画も番組もチェックしてました。私のツアーのメンバーと吉川晃司さんのバンドメンバーが一緒の方が何人かいて、確か、4年前の武道館のツアーの打ち上げで最初お会いしました。私がアルバイト時代に、コンプレックスのツアーのバイトにもぐりこんで興奮していたほどで、もう一方的に知ってました。
今回、私は作詞を担当しますが、話を急に頂いたもので、弟と一緒に見ていた仮面ライダー1号の時代から、今回まで仮面ライダーを見ることがなく、むしろ女の子だから、キューティーハニーとかを見ていたくらいなので、今は、男の子が永遠に憧れている仮面ライダーの世界を取り違えることがないように必死に勉強中です。歌詞の世界も、吉川晃司さんが言っていたように全部に通じる共通のテーマを入れたものを考えてます。今の時代、当たり前のことが当たり前でなくなっているので、普遍的なものを追い求めていく曲にしようと思います。
『仮面ライダーオーズ/OOO』の主題歌を担当することが決まった時、「なんで大黒なんだ」と言われるくらい周りのミュージシャンからやっかみのメールが多数来ました(笑)。改めて、男性陣にとってのヒーローなんだと実感しましたね。普段、テレビだと朝に起きられないから、夜に晩酌しながら見ているんですが、もちろん、母親になったら朝見ようと思います。
記者会見で初めて『仮面ライダーオーズ/OOO』を見てかっこいいなと思っていたんですが、女性は強い男性に守られたいという願望があるから、今の主人公も見た目は弱い感じだけど、生きる強さがあって、なんかトレンディドラマ風にテレビを見ています。男性のヒーロー像がどう変化しているかまでは分からないけれど、すごく素晴らしいヒューマンドラマです。女性としては、今流行の草食男子も必要だけど、やっぱりハードボイルドな男性に振り回されたいと思う気持ちもあって、仮面ライダーは、いろんなキャラクターの人たちが出ているんですよ。たとえば、悪い人にも悪い理由があるのが、すごいんです。だからも見ているお母さんたちや女性にとっても、いろんなタイプの男性がいて結構おいしいドラマなんです。
私は1話ごと何度か見直しているんだけど、1回目は勢いで全体を見ていて、作った人たちの狙い通りに泣いたり笑ったりさせられてますが(笑)、2回目に見る時は、主人公とは違うキャラクターの感情に目を向けてみると、さらにヒューマンドラマが詰まっていてびっくりさせられます。私は女性ですからやっぱり男の子の闘争心とかをうまく表現できないから、自分なりの表現をしていきたいですね。みなに共通するものを探したい。
男性のファンから、よく「女性の本音を教えてくれてありがとう」って言われるんです。たとえば、彼女が聴いている姿を見て、気になって男性が聴いてみたら、歌詞の意味がよくわかった。とか言われたりしましたね。私は、日々のぼやきや自分へのメッセージを書いているので。でも、男性への文句が中心かな(笑)。私が「別れましょう私から 消えましょうあなたから」を書いた時は、男性からいい女だとほめられましたけど(笑)。
吉川さんは昔からの憧れの存在です。ユニットを作るにあたり、前に会った時はお酒を飲んでいたから勢いがあったんだけど、今日はしらふだともう憧れの存在ですから、緊張していて目を見てしゃべれないです。小さくなってますね。小黒ですよ(笑)。
吉川さんがデビューされた頃は高校生でしたが、まるで違う星の人だと思ってました。当時はロックと歌謡曲は別の世界にありましたが、一般人とロッカーやJ-ポップとロックがつながっていなかった時、それらをつなぐ吉川さんがデビューされて、ときめいてました。私も小さい時からロックをやっていたけど、いわゆるロックの世界観に入りきれず、ポップなロック、人前で歌えるロックを考えたときに、吉川さんに影響を受けて、吉川さんの音楽のルーツをたどっていくほどでしたし、楽曲の研究もしましたね。私から見たら奇才でした。もう、コラボ前だからほめ倒してます(笑)。だから、今回一緒に写真撮影(アーティスト写真、ジャケット写真)をして、決めカットを取っていましたが、足元は実はカズダンスを踊るほど嬉しくて舞い上がっていて小躍りしてました。
これまで、ユニットというユニットはなくて、他のアーティストとデュエットしたことはあるけど、アーティスト写真を撮ったり、ミュージックビデオとかを作ったりしてないから、制作陣も熱いから、いい曲を作ろうとどんどんとアイディアが出てくるので、神輿の上にのっかっていて、こんなに熱い現場は最近ないから本当に今回は楽しみです。
このユニットは、活動休止前にできてよかったです。痛んで弱ってフェイドアウトするというのがいやで、自分で自分の終りも始まりも決めて、背筋をぴんとして休みたいと思って活動しているので、今更ながらライブのアベレージもあがって、休みたくないっていう気持ちがどんどんと強くなって、思わず「帰りたくない」とメディアやファンの前で言ってしまった。けれど、成長途中でやり残しがあった方が戻りたいと思うので、製作もライブも自分でやりたいことを出し切ったので、今回のお話をいただいて、新しいことに挑戦したまま休めるから、幸せだと思います。一体どこで休止なの? といろんなところで言われるのですが、毎日、「休止を辞めようか」と思うけど、自分で決めたことだし、自分で覚悟してるから二言はないですね。
この前、ノーベル賞を受賞された方々の報道で最近見たんですけど、「今更青臭いですが、夢を追い続けないと高みにはいけない」とおっしゃっていて、熱い現場でクオリティを上げるために痛気持ちいい感じが続いていて、今まさに高みに上がっていける感じがします。よくぞ本当に活動休止ぎりぎりまでスケジュールを入れられてますが、スタッフもあきらめないでいれてくれました。遠慮がない現場に支えられて頑張っていけます。
休養から復帰したら、演技したことないけど、次は絶対に仮面ライダー本編にも喫茶店のおばちゃん役とかで出たいです。悪役顔だからライダーは無理ですね(笑)。
それから吉川さんと一緒に時代劇に出たいな。でも、私、着物が似合わないんですよね~(笑)。
吉川晃司さんは、私がアマチュア時代から聞いていた、憧れの大スターです。もう軽いマニアですから(笑)。主演していた映画も番組もチェックしてました。私のツアーのメンバーと吉川晃司さんのバンドメンバーが一緒の方が何人かいて、確か、4年前の武道館のツアーの打ち上げで最初お会いしました。私がアルバイト時代に、コンプレックスのツアーのバイトにもぐりこんで興奮していたほどで、もう一方的に知ってました。
今回、私は作詞を担当しますが、話を急に頂いたもので、弟と一緒に見ていた仮面ライダー1号の時代から、今回まで仮面ライダーを見ることがなく、むしろ女の子だから、キューティーハニーとかを見ていたくらいなので、今は、男の子が永遠に憧れている仮面ライダーの世界を取り違えることがないように必死に勉強中です。歌詞の世界も、吉川晃司さんが言っていたように全部に通じる共通のテーマを入れたものを考えてます。今の時代、当たり前のことが当たり前でなくなっているので、普遍的なものを追い求めていく曲にしようと思います。
『仮面ライダーオーズ/OOO』の主題歌を担当することが決まった時、「なんで大黒なんだ」と言われるくらい周りのミュージシャンからやっかみのメールが多数来ました(笑)。改めて、男性陣にとってのヒーローなんだと実感しましたね。普段、テレビだと朝に起きられないから、夜に晩酌しながら見ているんですが、もちろん、母親になったら朝見ようと思います。
記者会見で初めて『仮面ライダーオーズ/OOO』を見てかっこいいなと思っていたんですが、女性は強い男性に守られたいという願望があるから、今の主人公も見た目は弱い感じだけど、生きる強さがあって、なんかトレンディドラマ風にテレビを見ています。男性のヒーロー像がどう変化しているかまでは分からないけれど、すごく素晴らしいヒューマンドラマです。女性としては、今流行の草食男子も必要だけど、やっぱりハードボイルドな男性に振り回されたいと思う気持ちもあって、仮面ライダーは、いろんなキャラクターの人たちが出ているんですよ。たとえば、悪い人にも悪い理由があるのが、すごいんです。だからも見ているお母さんたちや女性にとっても、いろんなタイプの男性がいて結構おいしいドラマなんです。
私は1話ごと何度か見直しているんだけど、1回目は勢いで全体を見ていて、作った人たちの狙い通りに泣いたり笑ったりさせられてますが(笑)、2回目に見る時は、主人公とは違うキャラクターの感情に目を向けてみると、さらにヒューマンドラマが詰まっていてびっくりさせられます。私は女性ですからやっぱり男の子の闘争心とかをうまく表現できないから、自分なりの表現をしていきたいですね。みなに共通するものを探したい。
男性のファンから、よく「女性の本音を教えてくれてありがとう」って言われるんです。たとえば、彼女が聴いている姿を見て、気になって男性が聴いてみたら、歌詞の意味がよくわかった。とか言われたりしましたね。私は、日々のぼやきや自分へのメッセージを書いているので。でも、男性への文句が中心かな(笑)。私が「別れましょう私から 消えましょうあなたから」を書いた時は、男性からいい女だとほめられましたけど(笑)。
吉川さんは昔からの憧れの存在です。ユニットを作るにあたり、前に会った時はお酒を飲んでいたから勢いがあったんだけど、今日はしらふだともう憧れの存在ですから、緊張していて目を見てしゃべれないです。小さくなってますね。小黒ですよ(笑)。
吉川さんがデビューされた頃は高校生でしたが、まるで違う星の人だと思ってました。当時はロックと歌謡曲は別の世界にありましたが、一般人とロッカーやJ-ポップとロックがつながっていなかった時、それらをつなぐ吉川さんがデビューされて、ときめいてました。私も小さい時からロックをやっていたけど、いわゆるロックの世界観に入りきれず、ポップなロック、人前で歌えるロックを考えたときに、吉川さんに影響を受けて、吉川さんの音楽のルーツをたどっていくほどでしたし、楽曲の研究もしましたね。私から見たら奇才でした。もう、コラボ前だからほめ倒してます(笑)。だから、今回一緒に写真撮影(アーティスト写真、ジャケット写真)をして、決めカットを取っていましたが、足元は実はカズダンスを踊るほど嬉しくて舞い上がっていて小躍りしてました。
これまで、ユニットというユニットはなくて、他のアーティストとデュエットしたことはあるけど、アーティスト写真を撮ったり、ミュージックビデオとかを作ったりしてないから、制作陣も熱いから、いい曲を作ろうとどんどんとアイディアが出てくるので、神輿の上にのっかっていて、こんなに熱い現場は最近ないから本当に今回は楽しみです。
このユニットは、活動休止前にできてよかったです。痛んで弱ってフェイドアウトするというのがいやで、自分で自分の終りも始まりも決めて、背筋をぴんとして休みたいと思って活動しているので、今更ながらライブのアベレージもあがって、休みたくないっていう気持ちがどんどんと強くなって、思わず「帰りたくない」とメディアやファンの前で言ってしまった。けれど、成長途中でやり残しがあった方が戻りたいと思うので、製作もライブも自分でやりたいことを出し切ったので、今回のお話をいただいて、新しいことに挑戦したまま休めるから、幸せだと思います。一体どこで休止なの? といろんなところで言われるのですが、毎日、「休止を辞めようか」と思うけど、自分で決めたことだし、自分で覚悟してるから二言はないですね。
この前、ノーベル賞を受賞された方々の報道で最近見たんですけど、「今更青臭いですが、夢を追い続けないと高みにはいけない」とおっしゃっていて、熱い現場でクオリティを上げるために痛気持ちいい感じが続いていて、今まさに高みに上がっていける感じがします。よくぞ本当に活動休止ぎりぎりまでスケジュールを入れられてますが、スタッフもあきらめないでいれてくれました。遠慮がない現場に支えられて頑張っていけます。
休養から復帰したら、演技したことないけど、次は絶対に仮面ライダー本編にも喫茶店のおばちゃん役とかで出たいです。悪役顔だからライダーは無理ですね(笑)。
それから吉川さんと一緒に時代劇に出たいな。でも、私、着物が似合わないんですよね~(笑)。
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