元ちとせ、中孝介、キマグレン、カサリンチュ等出演、奄美大島初の夏フェスに3000人
中孝介、池田綾子、カサリンチュ、キマグレン、中村瑞希&ハシケン、元ちとせ等、奄美出身のアーティストを中心に、海の香りのするアーティストが一堂に会する奄美大島初のフェス<Setting Sun Sound Festival in Amami vol.1>が、10月10日(日)奄美大島でもっとも美しい砂浜といわれる大浜の傍らにある奄美市・大浜海浜公園野外ステージで行なわれた。
◆<Setting Sun Sound Festival in Amami vol.1>画像
このイベントの運営においては、奄美市が全面的に協力。島外でも、奄美群島に航空網をもつ日本航空や、地元鹿児島の南九州ファミリーマートが全面協力。他にも様々な奄美の企業や組織が後援、鹿児島のメディアである南日本放送やFM鹿児島も盛り上げに一役かった。単なる音楽一分野のイベントに留まらない、地方振興や観光振興という観点からもユニークな音楽フェスティバルとなった。集まった観衆は3000人ということで、奄美大島の島民20人に1人が集まった計算となる。
ライヴでは、地元の人気バンド、サーモン&ガーリックのオープニング・アクトに始まり、中村瑞希とハシケンのユニットが続き、奄美・鹿児島エリアで今圧倒的な人気を誇り、J-WAVEでもレギュラー番組が始まった地元出身のカサリンチュが登場。JA共済のCMで話題を呼んでいる新曲「あなたの笑顔」を披露。
日没後は、中孝介が登場。おなじみの「花」などをパフォーマンス。コラボ・ゲストとして、屋久島森祭りでおなじみのシンガー池田綾子を迎えた。そして、キマグレンの登場で盛り上がりは頂点へ。「LIFE」や新曲「Remember」で観衆が一体となったところで、キマグレンとカサリンチュのサプライズ・コラボで一曲披露。ラストには、元ちとせが登場し、「いつか風になる日」に始まり、久しぶりのハシケンとのセッションで披露された「君ヲ想フ」や「ワダツミの木」など、ヒット・シングル曲を立て続けに歌唱。リリースしたばかりのカヴァー・アルバムからもメドレーを披露した。
最後には、出演アーティスト全員が登場し、奄美大島ではおなじみのシマ唄「六調」でイベントの幕を閉じた。
奄美大島で初めて開催され、去り行く夏を惜しみつつ行われた<Setting Sun Sound Festival in Amami>は、2011年以降も大規模なフェスとして開催が期待される。
<Setting Sun Sound Festival in Amami Vol.1>
夏が長く、シマ唄の存在で音楽の島としても知られる、奄美大島。その奄美大島で、2010年の最後を飾る夏フェスが初開催。珊瑚礁の青い海と白い砂浜、沈み行く太陽が、美しいスポット=大浜海浜公園(奄美市・名瀬近郊)において、去り行く夏を惜しみつつ、奄美大島出身のアーティスト=元ちとせ、中孝介、カサリンチュなどを中心に、キマグレンら海に所縁のある様々なアーティストが登場。日本でも、もっとも心地よく過ごせるフェスとして、島内島外問わずに愛される音楽フェスティバルである。
◆Setting Sun Sound Festival in Amami Vol.1 オフィシャル・サイト
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