スカパラが平城京でライヴ、5000人を1300年分踊らせる

ポスト

10月27日にリリースされるミニアルバム『Goldfingers』で、世界的ジャズピアニストの上原ひろみとの“世界水準コラボ”を発表したばかりの東京スカパラダイスオーケストラが、10月11日、“平城京”にてライヴを開催した。

◆東京スカパラダイスオーケストラ 画像@<平城京ダンステリア 踊るスカパラ大御殿!>

スカパラがライヴを行なったのは、世界遺産に登録された「平城宮跡 大極殿」。これは、平城京遷都1300年を記念したもので、スカパラは、<平城京ダンステリア 踊るスカパラ大御殿!>と銘打ち、昼間の厳かな「平城宮跡 大極殿」が一転。彼らのライヴでは登場の際の定番となっている「I SPY」がオープニングで流れ始めると、集まった5000人の観客は総立ちとなった。さらに、大きな歓声と拍手が響きわたり、テンポのよい演奏に乗ってスカパラライヴの風物詩であるモンキーダンスで会場は揺れに揺れ、平城京は、そのライヴタイトルどおり巨大なダンステリアへと様変わりした。

バリトンサックスの谷中敦は、「ここの場所は海外からの文化が初めて日本に入ってきた場所なんだ! 俺たちもヨーロッパツアーに行っていたんでヨーロッパの風を届けたい! 風を感じてくれ! そして戦うように楽しんでくれ!!」と、熱く語っていた。

またこの日は、10月27日にリリースする『Goldfingers』収録曲で、上原ひろみとコラボした「水琴窟」もファンを前に初披露された。上原ひろみとの共演こそ叶わなかったが、沖 祐市の荘厳かつ、力強いキーボードにリードされて、スカの音色が一層際立ったこの新曲に会場は酔いしれた。

全18曲を駆け抜けたスカパラと会場のファン。まさに平城京は1300年分を踊り明かした。谷中敦は「1300年の歴史の中で今日が一番盛り上がった!」と嬉しそうだった。


スカパラは、10月27日に21周年目第一弾ミニアルバム『Goldfingers』をリリース後、11月1日より渋谷C.C.Lemonホールを皮切りに全国ツアー<WORLD SKA SYMPHONY TOUR>を25カ所32公演で開催。さらに12月22日には『東京スカパラダイス国技館』『東京スカパラダイス体育館』ライヴDVDもリリースされる。

◆東京スカパラダイスオーケストラ オフィシャルサイト
この記事をポスト

この記事の関連情報