書籍「YOSHIKI/佳樹」の著者、小松成美による「人の心をひらく技術」

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X JAPANのYOSHIKIを取材した10年間をまとめた書籍「YOSHIKI/佳樹」や、サッカー元日本代表の中田英寿を追った「中田英寿 鼓動」などの著者、小松成美が書籍「人の心をひらく技術」を9月10日に発売した。

書籍では自らを責め、心を閉ざし暮らしていた20代半ばまでの思いを吐露。本や映画から「人間」に魅了され、27歳でライターを目指し奮起した自身が、聞く力を養い、また自身の伝えたい思いを明瞭にするための表情、笑顔のトレーニング法などを紹介。米大リーグ、マリナーズのイチロー外野手、歌舞伎俳優の中村勘三郎など一流のアスリート、表現者から言葉を引き出してきた「小松マジック」について語っている。

終盤には22万部を売り上げた「YOSHIKI/佳樹」の取材活動に入る1年前、1999年の雑誌インタビューで、YOSHIKIと初対面した際、3時間に及ぶ会話の中でYOSHIKIが、実父の自殺を初めて明かした衝撃を告白。1998年にHIDEが死去、幼なじみであるボーカルTOSHIが脱退(現在は復帰)と、心身ともに憔悴していたYOSHIKIが話した事実を背負い、すべてを受け止める覚悟で、書籍の執筆に臨んだ思いも語られている。

メディアファクトリー 1200円。
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