渡り廊下走り隊、5人5様の「ギュッ」(妄想あり)

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9月1日発売の渡り廊下走り隊6thシングル「ギュッ」は、あこがれの好きな人に“ギュッ”とされたい気持ち、好きな人に夢の中で”ギュッ”とされて浮かれてしまうくらい、青春真っ只中のピュアな恋ゴコロがいっぱいのコミカルでアップテンポな楽曲だ。

◆渡り廊下走り隊画像

▲平嶋夏海(18)=なっちゃん
AKB48のプロデューサー秋元康とカシアス島田の初の共同プロデュースをするコラボレーションの魅力とは? 平均年齢16.8歳の彼女達はどんなキモチでこの曲を歌ったのか? 渡り廊下走り隊のオフィシャルインタビューを紹介しよう。

──好きな人に「ギュッ」としてもらいたい願望、みなさん持ってますか?

多田:わたし、ギュッとされたいです。

平嶋:「ギュッ」を聴いてると、「ギュッとしてくれる人に出会いたい」と、妄想が勝手に膨らんで、胸がキュンキュンしちゃいます。「ギュッ」自体は、主人公の女の子が、憧れの人にギュッとしてもらいたい妄想の歌なんですけど。セリフの部分がリアルっぽいから、歌っててちょっと恥ずかしかったんです。

仲川:わたし、こういう体験をしたことがないので、すごいワクワクしながら歌ったんですけど。きっと、「こういう恋をしたら、将来上手くいくんだろうな」って妄想してました(笑)。

渡辺:歌も、まさに「アイドル・ソング」という可愛らしさだから、5人のアイドル度も自然とUPしていくんですけど。今回は、ミュージックビデオも観て欲しいよね。

菊地:一人ずつ、違うシチュエーションでドラマを演じました。それが、すっごく楽しくって。

──一人一人のシチュエーション、ぜひ教えてください。

▲多田愛佳(15)=らぶたん
平嶋:わたしは英語の先生に恋してる女の子役。英語の授業中に、先生のことを憧れの視線で見つめていたら、突然、先生が黒板に「HUG」という文字を書き、「ちょっと平嶋、前に来なさい」と呼ぶんです。そして前に行ったわたしを、先生が、みんなの前でHUGするという物語を演じました。

多田:わたしは、チャーリー君という男の子に恋をしている設定。チャーリー君に「カラオケに行こう」とメールで誘われて足を運んだら、チャーリー君は他にも女の子2人を連れてきていたんです。そのあとも4人でカフェに行くから、わたしは我慢できなくなって、チャーリー君にビンタをしてカフェを出ていくんですよ。そんなわたしの姿を追っかけてきたチャーリー君に、わたしはHUGされるんですけど。それでも納得いかないって表情をしている物語になっています。

渡辺:わたしはですね、寒い日に下校している途中で、大好きな陸上部の彼に告白しようと決意を固め、走って学校へ戻り、グラウンドで彼にギュッとするという設定です。

仲川:わたしは、いっつもイチャイチャしているラブラブな関係。授業が終わり、走って校舎を出て行き、待っていた彼に抱きついたり、ほっぺにKISSをしたり。バスの中でじゃれ合いながら、一緒に写メを撮ったり。ホント、イチャイチャしているシーンばかりです。

菊地:わたしは図書室で彼に手紙をもらうんですね。そこには、「好き」という告白の文字が書いてあるんですけど。わたしは外で待ってた彼に「ごめんなさい」しちゃう。唯一この中で、彼を振ってしまう役を演じています。

▲渡辺麻友(16)=まゆゆ
菊地:今回も「ギュッ」のDance Shot Versionがあるから、ぜひ振りを覚えて、一緒にイベントで、♪ギュッ♪と振り付きで叫んで欲しいですね。

渡辺:イントロを聴いた瞬間からワクワクしちゃう、ライブでも、みんなで一緒に盛り上がれる楽しい歌になりました!!

──みんなで合唱してゆく「てのひら」を聴いてると、心がホンワカ温かな気持ちになります。

平嶋:Aメロがラップ調なんですけど。この手のスタイルはAKB48でもなかったので、新鮮であり、楽しかったです。

渡辺:この曲には、Team Ogiのメンバーたち(松原夏海/野中美郷/小森美果/岩佐美咲)も参加。こういう優しいバラード曲を全員で歌うのっていいよね。とくにサビで歌ってる♪小さな手のひら~大きな手のひらになっていくんだ♪って気持ち、すっごくわかる。

平嶋:成長途中のわたしたちに、ピッタリの言葉だからね。

仲川:わたし、♪何も考えずに~勝率10割♪の部分がすっごく好き。悩んで考えるからこそ上手くいくって、日々のことを振り返るとホントそうだなと思えたし。すっごく心に響く歌だから、しょっちゅう口ずさんでます。

菊地:中に、♪いっぱい泣いたら~優しい人になれるから♪という歌詞があるんですけど。いろんな課題を与えられる中、みんなたくさんの涙を重ねながら、お互いの絆を深くしあってきているから、この気持ちすっごくわかります。

▲仲川遥香(18)=はるごん
多田:ホントに胸に響く歌詞なんで、ぜひしっかり聴いて欲しいなって思います。

──「わたしも好きなの」という反応を示したかと思ったら、やっぱし心の勘違いだったと、相手に「ごめんなさい」をしてしまう「ゴメンナサイ」。男的には、心にグサッと痛み走りました。

渡辺:だいぶ、ひどい女の子ですよね。まさに、「イマドキの女の子」っていうか。

──だけど女の子だったら、憧れと現実の違いに戸惑い、「ごめんなさい」してしまう気持ちってあるんじゃない?

仲川:え~っ?わたしはないです!

菊地:確かに、こういう女の子は、普通にいたりするとは思います。なんか軽いノリで付き合ったり、告白しちゃって、「やっぱし違う」と思っちゃう子とか。

平嶋:友達の話を聴いてても、「普段とデートしたときとでは、なんか性格が違ってたから、もういいかも」という話は聴いたことあります。

──理想と現実の違いを否定はしませんが。それを「違う」と拒否するのか、「それも個性の一つ」と前向きに捉えるか。そこは、気持ちの捉え方次第という気がします。

多田:歌詞にも出てくるように、「デートをしたら違ってた」というのは、あることかも知れないですけど。他の部分は、わたしは違うなと言いたいです。

仲川:歌詞は「エッ?」と思っちゃうのに、曲調が可愛いじゃないですか。そこのギャップが、むしろ好きです。ただ、わたしは絶対に、夜の魔法で告白なんかはしませんっ。いや、できないです(笑)。

▲菊地あやか(17)=あやりん
菊地:サビでも、明るく♪ゴメンナサイ♪と重くなく歌っているように、まさしくイマドキの女の子の気持ちを歌った曲です。明るい曲調で重いことをサラッと言っちゃう歌詞に、面白さ覚える楽曲になりました。

──それぞれ、「ギュッ」はどんな作品になりましたか?

平嶋:今回の作品は、カシアス島田さんと秋元康先生の共同プロデュース作で、作詞をすべて、カシアス島田さんが書いてくださいました。島田さんの歌詞は、どれも心にギュッと響くので、ぜんぶ共感を覚えながら歌いました。

多田:「ギュッ」は、ライブでもすっごい盛り上がれる王道のアイドルソング。「てのひら」は、「青春のフラッグ」とはまた違った感じの応援ソング。「ゴメンナサイ」は、歌詞が面白い感じの歌になりました。3曲とも、みなさんに愛してもらえたら嬉しいなと思います。

渡辺:「ギュッ」は、ホントに可愛くて大好きな曲なんで、みなさんにも「大好きな1曲」にしてもらえたらなと思っています。「手のひら」は素敵なバラードだし、「ゴメンナサイ」はコミカルでちょっとお茶目な感じがする、ホント素敵な3曲が揃ったなと思います。

仲川:「ギュッ」はアイドル・ソングに仕上がったので、小さい子供たちから大人まで、いろ~んな人たちに歌ってもらいたいなと思ってますし。今回はカシアス島田さんが歌詞を書いたように、何時もとは違う渡り廊下走り隊の世界として、カシアス島田さんの世界で遊べたと思っています。

菊地:「ギュッ」は可愛らしさがテーマにもなっているので、聴いてくれる人たちも振りを覚えながら、一緒にライブで歌い踊ってくれたら嬉しいなと思います。

TEXT:長澤"ギュッとして欲しい"智典

「ギュッ」
2010年9月1日(水)発売
●初回盤A(PCCA-03240 \1,700(税込み)CD+DVD
●初回盤B(PCCA-03241 \1,700(税込み)CD+DVD
●初回盤C(PCCA-03242 \1,700(税込み)CD+PHOTO BOOKLET
●通常盤(PCCA-03243 \1,200(税込み)CD ONLY
※全4種類のパッケージで同時発売
【CD共通3大封入特典】<初回生産分のみ封入>
1)イベント参加抽選シリアルナンバーカード
2)オリジナル・トレーディングカード各タイトル3種のうち1種
3)謎のイベント参加応募券

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