ザ・キラーズ、アジア・ツアー・キャンセルの経緯を語る

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2010年2月、日本を含むアジア・ツアーをキャンセルしたザ・キラーズ。家族の病気のためと発表されていたが、フロントマン、ブランドン・フラワーズの母親に余命2週間との宣告があったのだという。

ブランドンは『The Sun』紙のインタヴューでこう明かしている。「ラスベガスの空港にいたんだけど、ものすごい嵐でアジアへのフライトは遅れているって言われたんだ。もともと飛行機は嫌いだから、次の日、晴れるまで待とうって思ったんだよ。それで空港を出たら、すぐに兄から電話がかかってきた。医者が母はあと2週間しか生きられないって言っているって」

「兄からは、家族はみんな、俺にツアーを続けてもらいたいと思っているって言われたんだけど、俺にはできなかった。母の意識がまだしっかりしてるときにそばにいることができてよかったと思っている」

脳腫瘍を患っていたブランドンの母親は、2年間の闘病の末、2月11日に永眠。まだ悲しみから抜けきらないブランドンはこう話しながら涙ぐんでいたという。

ザ・キラーズは現在、活動休止中。休むのは落ち着かないというブランドンは、2010年9月、初のソロ・アルバム『Flamingo』をリリースする。

Ako Suzuki, London
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