世界最高のア・カペラ・グループ、ザ・タリス・スコラーズが高品質音源配信
高品質音楽配信サイト「e-onkyo music」において、世界最高のア・カペラ・グループ、ザ・タリス・スコラーズの究極の作品の数々が、CDを遥かに超える24bit/96kHzの高品質音源にてDRMフリー配信開始となった。
◆ザ・タリス・スコラーズ画像
1973年にピーター・フィリップスによって設立されたザ・タリス・スコラーズは、その秀逸な録音とコンサートを通じて、今やルネサンス教会音楽において世界最高のア・カペラ・グループと言われる存在。タリス・スコラーズとは、16世紀イギリスの作曲家トマス・タリスの音楽を学び極める人々の意であり、ルネサンス音楽に最も適した発声や音選び、純粋で澄んだハーモニーと音楽との完璧な調和・融合が、タリス・スコラーズの名声を不動のものとしている。
ニューヨークでも既に1000回を優に超えるコンサートを行なっており、アメリカではア・カペラのスーパースターの名をほしいままにしている状況だ。1994年のミケランジェロのフレスコ画修復完成を祝う記念行事の際にはそのイベントの最後を飾り、バチカンのシスティーナ礼拝堂での演奏を特別に許されるなど、教会音楽における最高峰の合唱団として世界的に認知されているものだ。
今回の高品質配信は、タリス・スコラーズ専門の英国のレコード会社「Gimell Records」とe-onkyo musicとのダイレクトなコラボレーションにより実現したもの。教会音楽史上不朽の最高傑作と呼ばれるアレグリの『ミゼレーレ』を演奏した、上述のシスティーナ礼拝堂での録音をはじめとした数々の名演/名録音を、日本の合唱音楽ファン/古楽ファンはもとより、広く音楽リスナーに、これまでのCDでは味わえなかったスタジオマスター・クオリティで楽しんでいただきたいところだ。
今回、システィーナ礼拝堂での収録音源を含む13タイトルが一挙配信となっている。是非チェックのほどを。
◆「e-onkyo music」タリス・スコラーズ 配信