SCANDAL、早くも完成!玉手箱のような魅惑の2ndアルバム『TEMPTATION BOX』

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SCANDAL 2nd album『TEMPTATION BOX』2010.8.11 on sale

早くも完成!玉手箱のような魅惑の2ndアルバム

大人の階段、上ってます。

INTERVIEW

「1日楽器に触れないと取り戻すのに1週間かかるって聞いたことがあって。ギター触ってないと心配でしょうがない」MAMI

――演奏もものすごい上達してるし。すっごく練習してるんじゃないですか?

全員:してます!(きっぱり)

RINA:しないと怖いです(苦笑)。

MAMI:1日楽器に触れないと取り戻すのに1週間かかるって聞いたことがあって。それが恐怖で(笑)。ギター触ってないと心配でしょうがないんですよ。

RINA:それめっちゃ分かるわ。

MAMI:だからギターは、部屋の中ですぐ手に取れる距離に置いてあるし。

RINA:でも、これも全部バンドを楽しむためなんですよね。

――そういう努力の積み重ねが表現の幅を広げることに繋がって、これだけバラエティ豊かな作品になったと。

HARUNA:そうですね。あとは、自分たちがライヴをやる上で“もっとこういう曲があったらいいな”っていうものを入れることができたのも大きいです。1曲目はみんなでコール&レスポンスできるような曲が欲しいなっていってできたものだし。あとは、踊っちゃえる曲が欲しいとか、もっと騒げる曲が欲しいとか。そのなかでも聴かせるバラードが欲しいってことで「涙のリグレット」を入れたり。

TOMOMI:いまは、そうやってライヴを想定して曲を作ってるんですよ。

――「Hi-Hi-Hi」は、バンドのテクニカルな成長を一番感じられた曲で。演奏も歌も、コレめちゃくちゃカッコいいですよ!

TOMOMI:これはリズムを活かす曲なので、歌詞もものすっごい詰め込んで書いたんです。歌うときは1回噛んだら立ち直れへんぐらいのスピードなので、途中間違えたら口の中は血だらけです(笑)。レコーディングも大変やったもんね?

HARUNA:最初から噛みまくりで(苦笑)。

――曲も前半からベースがぐいぐい引っ張っていって、間奏はスラップが入る。

TOMOMI:こんなにベースがフィーチャーされる曲もないんで。ヤバいですね、ライヴに向けて練習して頑張らないと(微笑)。

――「放課後1H」の歌詞は、こんなのよく思いつきましたね。上手いっ!

TOMOMI:ありがとうございます。これはWミーニングですね。

――“ドレミとABC”なんて、妄想NON STOP状態ですよ(笑)。

HARUNA:そういうのが書きたかったんでしょ?

TOMOMI:そう(微笑)。デモの時点で、依布サラサさんが歌詞をつけてくれてたんですけど。それは“音楽を頑張ろう”みたいな、軽音部的なノリの歌詞やったんです。でも『TEMPTATION BOX』っていうアルバムに入るんだから、もっと誘惑的な部分も入れたいなと思って。そこを足したらこういうものになりました。

――シングルの「瞬間センチメンタル」は、アルバムで聴いても秀作! このサウンド、メロ、歌詞。SCANDALというバンドに重ね合わせて聴くとグッときますね。

HARUNA:これは“絆”をテーマに書いた曲ですね。

――ミディアムの「会いたい」もすごくストレートでいい曲でしたし。

HARUNA:このストレートな感じは私もすごく好きですね。

――本作は全体的にストレートなものが多い気がしましたけど。

TOMOMI:そうですね。今年のSCANDALのテーマが“ストレート”なんですよ。いままでは、歌詞は特に変化球やったんですよ、素直じゃないというか。

HARUNA:ちょっと曲がってるというか。

TOMOMI:その逆にはストレートな部分もあるっていうことで、今年はこういうテーマになったので、それがアルバムにも反映されましたね。

――初回盤に付くDVDではどんなSCANDALが見られるのかも教えて下さい。

RINA:ツアーの裏側ですね。あのね~、コレ、みんなに見て欲しいんですね。自分で見てても泣けてくるんですよ。こういう風に少しづつバンドになっていくんやなって感じて、SCANDALのファンになりました(笑)。

TOMOMI:ウチら全部さらけだしてますからね。

HARUNA:そういところを身近に感じてもらえたらと思いますね。

RINA:いつも“緊張しなさそうだね”とか“怖いものないでしょ”とかいわれるけど、“こんなに緊張してるときもあるよ”だとか“こんなアホなこともやるよ”“たまに泣いてるときもあるよ”とか、ホンマに人間らしい映像が詰まってます。

――では、このアルバムを引っさげて9月から始まる全国ツアーに向けての抱負を!

MAMI:いままで“ウチらにしかできないことをやろう”っていうことで、一番最初のワンマンの東京ではみんな楽器を置いて踊ったり。この間のワンマンではRINAと私だけが楽器を弾いて、2人はマイク片手にガーッと走り回って歌うとか、そういうことをやってたんですけど。今回は会場も広くなって、さらにできることがあるので、そういうウチらにしかできないパフォーマンスも期待してて下さい。曲も、今回はライヴ・アレンジできる曲がたくさんあるし、コール&レスポンスできる曲もできて、お客さんと関われる曲も増えたので、ライヴでしか見られないSCANDALを見せていきたいと思います!

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