ノースリーブス、ピンチを救った友情に号泣

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AKB48のメンバー、小嶋陽菜、高橋みなみ、峯岸みなみの3人からなる“ノースリーブス”が、8月3日(火)横浜BLITZにて、5thシングル「君しか」の発売記念イベントを行なった。

◆ノースリーブス 「君しか」発売記念イベント画像
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ノースリーブスといえば、4thシングル「Lie」発売時のイベントでは小嶋陽菜がテーブルクロス引きに挑戦、見事に成功させており、今回のイベントでもそのチャレンジ・シリーズとして高橋みなみが落語を披露することになっていた。

しかし、高橋は体調不良によりイベントの数日前に2日間ほど入院。十分な練習ができなかったことから、今回の落語挑戦を断念した。そして、涙ながらにその悔しい胸中を語る高橋に代わって、峯岸みなみが代役を買って出た。高橋にはナイショで落語の特訓をした峯岸は、堂々とした語り口で見事に代役を務め上げた。

高橋は「今回落語をリタイアさせていただくことになりました。2日間ほど入院して、みなさんにお見せできるレベルに達しないので、リタイアさせていただきました」と、約1,400人のファンの前で悔しさを噛み締め、涙ながらに深々と頭を下げた。

あまりにも急な発表に、高橋の落語挑戦中止を知らされていなかったファンは、体調を気遣うとともに落胆を隠せない様子。

そうしたファンのどよめきが起こるなか、メンバーの峯岸から「今回は残念ながらリタイアしたたかみな(高橋)の気持ちを背負って、今回は私が落語をやります」とサプライズ発表があり、急遽、峯岸が落語に挑戦することとなった。その言葉を聞いた高橋は「本当に知らなかった……」と顔を抑えて号泣。

さらに峯岸は「たかみなは本当に責任感が強く、(AKB48のチーム)A公演のレッスンや番組収録の合間でも常に台本を読んでいて、すごく今日のイベントを成功させたいと頑張っていたので、とても悔しかったんじゃないかと思います。私が代役で落語に挑戦しようとしている事を知ると、無理をしてでも落語を続けようとするような人なので秘密で練習しました。こうして近くで見ていても今でもやりたかったんじゃないかと思います」と涙ながらに語った。

体調の優れない高橋を気遣い、本番まで時間の無い中、峯岸は秘密で落語の稽古を行なった。そのことはもう一人のメンバー、小嶋陽菜(22)にも知らされていなかったという。

こうして、師匠である春風亭小朝に「春風あさみ」という芸名をもらった峯岸は、今回のために書いてもらった噺「鴨とり」を披露。最初は涙を詰まらせながらも、最後では見事に噺を落とし、会場に拍手の渦を巻き起こした。

小嶋は「ノースリーブスはよく色々なところで、世の中の3人組ユニットの中で一番仲が良いと言っていましたが、本当かな?と思っていました。でも今は心からそう思えるようになりました!!」と独自の感想で締めくくった。

5th シングル
「君しか」 
2010年8月4日発売
【初回盤A】(CD+DVD)ESCL-3460~1 ¥1,500(tax in)
【初回盤B】(CD+DVD) ESCL-3462~3 ¥1,500(tax in)
【初回盤C】(CD+DVD) ESCL-3464~5 ¥1,500(tax in)
【通常盤】(CD) ESCL-3466 ¥1,200(tax in)

1st アルバム
『タイトル未定』
2010年9月15日発売

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