トラヴィスのフラン、ソロ・デビュー・アルバムをリリース

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トラヴィスのフロントマン、フラン・ヒーリィがこの秋、ソロ・デビュー・アルバム『Wreckorder』をリリースする。アルバムにはポール・マッカートニーやニーコ・ケースらがゲスト参加している。

ポール・マッカートニーは収録トラックの1つ「As It Comes」でベースをプレイしているそうだが、コラボが実現した経緯をヒーリィーは『Tronto Sun』紙にこう話している。「“As It Comes”って曲を作ったとき、リフがザ・ビートルズっぽいって思ったんだ。それで“彼と連絡取ってみようかな”って思いついたんだよ。ポールのことは知ってたから。2000年、ホリデーで同じとこに滞在してたんだ。とにかく、頼んでみようって思ったんだ。じゃなきゃ、後で、彼やってくれたかなって気になってしようがないだろうと思ってね」

無事、了解を得たヒーリィとその家族は、マッカートニーへの感謝の気持ちを込め、その後ベジタリアンになっている。

これまでソロ活動には興味がなかったヒーリィーだが、トラヴィスがしばらく活動を休止することにしたとき「俺はストップしたくない」と感じたそうだ。「2009年7月にツアーが終わって、みんな休みが必要だった。でも、俺はストップしたくなかったんだ。バンドを始めたときから、ソロ・アルバム作らないのかって訊かれてたけど、いつも“ノー”って言っていた」「(気が変わった理由は)わからない。誰にでも考えが変わって、やっておくべきだって思うときがあるんじゃないかな。そう思い立ったたら、これまでやっていないことがいっぱいあるって思ったよ」

しばらくソロ活動を続け、その後、トラヴィスのニュー・アルバムを制作したいと考えているそうだ。

『Wreckorder』は10月リリース予定。現在、ヒーリィーのブログ・サイトFranhealy.comで1stシングルとなる「Buttercups」を聴くことができる。

Ako Suzuki, London
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