コウサカワタルが発信する、楽器発明以来の伝統音楽

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コウサカワタルが8月18日にアルバム『Stringed Unchained』をリリースする。

◆コウサカワタル・パフォーマンス映像

コウサカワタルは、沖縄出身で今も沖縄を拠点に置き、日本/アジア/欧州各国のカフェやフェスティバル、プラネタリウムといった様々な会場で演奏キャリアを積むミュージシャン。イギリスBBCラジオは「最も革新的な三線奏者」と紹介、1弦から3弦、25弦の世界中の伝統楽器とディレイを使った表現を得意とする、弦楽器奏者である。

そのコウサカワタルが、元ASA-CHANG&巡礼のU-zhaanや尾上祐一等を引き連れ行なった、北海道、沖縄、東京、イタリアでの旅、共演の記録を、サンドダイアリーとしてアルバム化したのが、『Stringed Unchained』である。

全ての人が生まれ持ち生きる事で深まる業(カルマ)からの解放を目指し、坊主は修行し、音楽家は演奏する。そんなスピリットを、弦に触れ(Stringed)、解放される(Unchained)というアルバムのタイトルは、表わしているようだ。

このアルバムの収録曲はコウサカワタルの独演と、他者との共演とに分けられる。独演で彼は自身の内の奥深くに到達し、自己の核を左手につかみ取る事を目指し、それを繰り返し、自己の解放の上で他者と交わり共に楽の境地へ到達するのだという。北海道、沖縄、東京、イタリアでの旅、共演の記録でもある本アルバムは、どこの民族の民謡、王朝の古典音楽でもないものの、楽器発明以来の伝統音楽そのものであるのだ。

使用楽器:クニィ(口で鳴らす弦楽器)、ダンバウ(ベトナムの一弦琴)、三線、サロード(インドの25弦)
共演:U-zhaan、Yuichi Onoue、Triodali、Paul Mahoux

◆コウサカワタル・マイスペース
◆コウサカワタル・レーベルサイト
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