楽器ができなくても音楽がバッチリ作れる「Music Maker 3」特集

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誰でもできる! サンプルを並べて曲作り

サンプルを試聴・並べるだけで

音楽知識がまったくなくてもオリジナル曲が作れるのが「イージーモード」。まずはジャンル(スタイル)ごとに用意された素材を試聴、クリックするだけで自動再生される。あとは、その中から気に入った素材を並べていくだけで複数パートがカンタンに出来上がる。

  • イントロはこの素材を8小節分、別の素材でAメロ、Bメロ、サビ
  • 最初は楽器数も少なめ、徐々に増やしてサウンドを厚く
  • ドラムを途中でバッサリ切って、ピアノのみブレイクでキメ!
素材を選んで並べるだけでここまでできる。所要時間は10分ほど

なんて感じで直感的にいじっていけばいい。チュートリアルや解説ビデオクリップを見ながらやればすぐにコツがつかめるはず。なお、「Music Maker 3」の素材はコードごとに用意されており知識がある人はそれを駆使した曲作りが楽しめるが、「イージーモード」ならコード進行なんてさっぱりなんて人も気にせず進められるようになっている。ハウスのリズムにファンクのブラス、ヒップホップのバックトラックにメタルのギターといった具合に組み合わせるのも自由だ。

イージーモードで画面下の素材を並べていく。コードも気にせず並べていけばいい。
HipHopのスタイルにRockAlternativeのギターソロを加えてみた。

もっと簡単に!1発作曲の「ソングメーカー」

もっとカンタンに楽しむなら「ソングメーカー」の出番。スタイルと曲の長さを指定するだけで、それらしい曲ができてしまう。デジカメで撮ったムービーにBGMをつけてYouTubeにアップするビデオが作りたいという要望はすぐにかなえられるはず(「Music Maker 3」はビデオ編集機能もあるのだ)。

スタイルや使用パートを選択、時間を指定するだけですぐに曲ができあがるソングメーカー。いったん作ったアレンジの一部パートを差し替えるといったこともできる。
ソングメーカーで一発作曲。収録された素材から3つのスタイルをピックアップ

同じスタイルでも使用する楽器が指定できるので、バリエーションが広がるのも便利なところ。ただ、パート数を増やすと音がうるさすぎたり、メリハリがなかったりという不満も出るはず。そんな場合は、曲の進み具合に合わせてパートの抜き差し(クリップを分割して、部分ごとに削除)で解決。リミックス気分で曲の展開が作れるのだ。別スタイルの素材を追加するのも楽しい。

Hiphopで作ったままの状態。パートすべてがずっと鳴りっぱなしなので、展開にいまひとつメリハリが感じられない。
パートの抜き差しをして展開を作っていく。ついでに、今回もギターソロを別のスタイルから拝借。
だいぶイメージの違う曲に。
ソングメーカーで作った曲からパートを抜き差ししてブラッシュアップ

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