カルネイロ、期待のデビュー作『carneiro』

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カルネイロが、5月26日にミニアルバム『carneiro』をリリースする。柔らかくも力強い歌モノ・サウンドの最強デビュー作だ。

◆カルネイロ画像

カルネイロは、高山奈帆子による一人ユニットである。これまで2人ユニットのFonogenico(フォノジェニコ)として4枚のシングルと1枚のミニアルバムをリリースしてきたが、2008年にメンバーが脱退した後は、都内ライブハウスを中心に1人ユニットとして定期的に自主イベントを開催してきた。

毎ステージで新曲を発表する中、チケットはソールドアウト、来場者からの作品に関する問い合わせが殺到していたところで、2010年2月に心機一転、ユニット名を変え新生ソロ・プロジェクトとして再スタートを切った。それが新ユニット、カルネイロだ。

カルネイロとはポルトガル語でひつじを意味するが、カルネには別国では通関手帳・パスポートという意味があるという。そこにネイロ(音)とイロ(色)の世界を自由に行き来できるパスポートという本人の造語から付けられたものだ。

カルネイロにとってデビュー作となるミニアルバム『carneiro』は、新たに作家・プロデュース陣3人を迎え、ステージのみで発表してきた未発表音源7曲をコンパイル。2010年3月にリリースされ話題となった、森ガール企画コンピレーション・アルバム『SWEET VOICES』に選曲された「翡翠の羽」も収録されている。

シティ・ポップス/クラブミュージックを意識した上質で洗練されたバックトラックに、情景の浮かぶ歌詞が、やさしくも力強い高山奈帆子の声に乗って心地よく響いていく。その様子は、マイスペースでぜひ確認していただきたい。

Salyuや多和田えみといった、内なる熱さを柔らかくも力強い表現で描くボーカリストが好きであれば、カルネイロは直球でストライクゾーンに入ることだろう。

<『carneiro』リリース記念ライブ>
2010年7月4日(日)
@代官山「晴れたら空に豆まいて」
Open / Start 18:00 / 18:30
前売/当日 3,300円/3,800円(共にドリンク別)
[問]晴れたら空に豆まいて 03-5456-8880

2010年5月26日発売
『carneiro』
MTCA-3016 1,890円(税込)

◆カルネイロ・マイスペース
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