エレキコミックのやついいちろう、鼻歌で作った曲で堂々の歌手デビュー

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お笑いコンビ、エレキコミックのボケ役やついいちろうが、DJやついいちろうとして、ミックスCD『ATARASHII YATSU!』(新しいやつ)を6月16日に発売することが決定した。

「どうせ、タイトルつけても“あーあの、やついさんの新しいやつでしょ?”としか言われないじゃん」というのが由来とか。ジャケットは、前回「(イケメンすぎて)見るたびに吐き気がする」と本人がコメントするほどのイケメンジャケットだったが、今回はほうきギターをテーマにしたものになったようだ。「ほうきギター暦は17年ですから」というように、高校時代から培ったほうきギターの腕前はいかに。「ロックなアルバムです。だいぶロックよりです。ロックです」と本人もコメントするほど熱いロックの名曲が勢ぞろいした全30曲が収録されている。

2009年末のロックフェス<COUNTDOWN JAPAN 09/10>では、DJ Boothとしては最高動員数を記録。入場制限もかかるほどの盛況ぶりとなった。「やっつん目当てで参加してます」という声も多いなか、彼のかける曲と会場一体となった盛り上げにやみつきになる人が続出。「次はいつ出るんですか!?」「楽しみにしてるのでぜひ出してください」と、メーカー担当者へ直接問い合わせがあったという。そんななかでの待望のリリースだ。

今回は、やついいちろうが毎年行なっている、エレ片コントライブ<コントの人>の中での人気コント“シトラスラベンダー”から、やついいちろうが鼻歌で作った(?)名曲「きみはキョンシー」が、RAM RIDER REMIXで初CD化される。さらに6月9日にiTunes、PC配信、着うた(R)などで先行配信リリースされることも決定。企画ユニット「シトラスラベンダー」名義でメジャーデビューとなる。

シトラスラベンダーは、“ぶさいくな女子高生2名が大宮駅前で路上ライブをする”という設定の人気コント。「ライブ(コントライブ)でやらなければいけないという責任感で喫茶店で鼻歌でつくった」曲が「メジャーから出るなんで不思議です。ボイスチェンジャーさえ使えば、自分の声でも嫌な気持ちにならなくて良いです」と本人も喜んでいる様子。コントライブに来場したミュージシャン達からも大絶賛だったという、やついいちろう初の作詞作曲のこの曲、“ぴょんぴょんぴょぴょん~”というフレーズが耳についたら離れない傑作だ。

──アルバム2枚目がでることについての感想があれば。

やついいちろう:「感慨深いです。100枚は出したいと思ってますから、まだまだ旅の途上です」

──前作が1万枚以上出荷されたそうですが?

やついいちろう:「100万枚売るつもりだったので、全然売れなかったという失敗した気持ちしかありません」

──今回はご自身の作詞・作曲の曲としては、初のリリース&企画ユニットとしてメジャーデビューとなりますが、歌ってみていかが?

やついいちろう:「ボイスチェンジャーさえ使えば、自分の声でも嫌な気持ちにならなくて良いです。喫茶店で鼻歌で作った曲がメジャーから出るなんて不思議です」

──この曲ができるまでの経緯を教えてください。

やついいちろう:「喫茶店で鼻歌で作ったんです。あとはライブ(コントライブ)でやらなければいけないという責任感で」

『ATARASHII YATSU!』
アーティスト:DJやついいちろう(エレキコミック)
VICL-63635  \2,500(tax in)
6月16日(水)発売

「きみはキョンシー RAM RIDER REMIX」
アーティスト:シトラスラベンダー
iTunes、PC配信、主要着うたサイトにて一斉発売
6月9日(水)配信開始

◆DJやついいちろう レーベルサイト
◆エレキコミック オフィシャルサイト
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