タワレコ無料イベント<NEW TOWER GENERATION>、大盛況
2010年4月17日(土)、<TOWER RECORDS presents“NEW TOWER GENERATION”Supported by MARQUEE/my space>が、タワーレコード渋谷店 B1F「STAGE ONE」にて開催された。これは、タワーレコードが注目する新世代アーティストによる無料のライブイベントだ。
【関連画像】<NEW TOWER GENERATION>画像
会場を埋め尽くした観客の視線が注がれるステージにまず登場したのは、名古屋ロックシーンのパイオニア的存在ともいえるsoulkids。1曲目「アネモネ」から、まさに初期衝動全開で飛ばしていく。角谷(B)の「行くぜ!」という声が響くたび、彼らの熱いパフォーマンスに応えるように、会場が熱を帯びていった。4月14日に発売されたばかりのタワーレコード限定シングル「jellyfish」(3曲入り315円)や会場のみんなに最高の青春ソングを、と前置きして演奏された「blue spring」など、全6曲を一気に駆け抜けた。
次は、北九州在住のギターロックバンドS.R.S。爽快なロックサウンドと、人なつっこいメロディラインに、会場のお客さんからは自然に手拍子がわきおこる。そんな様子を見た山口(G、Vo)が、思わず曲間に「ありがとう!」というシーンも。情感あふれる歌詞に思わず引き込まれる「Wating for you」「鬼さんこちら」などを、「とても気持ちよく歌わせてもらってます!」と、ほとんどMCもなく立て続けに演奏し、最後は、彼ら自身とても大切にしているというデビューシングル「Sometimes」を披露。丁寧に紡がれていくメロディと、歌心あふれる歌に、会場中が聴き入っていた。
次は、インストアイベントが初めてだという3ピースピアノロックバンドWEAVER。ピアノが描き出す輝きに満ちたメロディラインと、強さと深さを携えたドラムとベースのアレンジ、美しいコーラスワークで、1曲目「トキドキセカイ」から、会場を一気にWEAVERの世界に連れ去っていく。神戸から上京して、最近やっと落ち着いてきたという杉本(P、Vo)は、歌うこと、ファンの笑顔を見ることが幸せでたまらないといった様子で、30分という短い時間に何度も何度も感謝のことばを口にしていた。ラストソング「ネバーランド」が残した余韻は、観客の「もっと聴きたい」という想いを募らせているように見えた。
トリは、圧倒的世界観で放たれる独特のサウンドで、2010年の最重要ニューカマーとして注目を集める、世界の終わり。まだすこしあどけなさの残るボーカルが歌う、決して終わらない世界の歌。会場を満たす彼らの音楽が、観客に息をすることすら忘れさせる。2曲目「世界平和」のあとの「ありがとう」という一言で、ようやく会場の時が動き出す。ステージとは間逆のほんわかしたMCで和ませたあとは、タワーレコードで限定販売し、すでに完売しているシングル「幻の命」、そして最後は「虹色の戦争」。しかし、温まりきった観客がそれで納得するはずもなく、再びステージに姿を現した彼らがアンコールに選んだのは「インスタントラジオ」。煌きに満ちた音楽で会場にいるすべての人を笑顔にして、彼らはステージを去っていった。
世界の終わり、WEAVER、S.R.S、soulkids、全4組のライブを、入場したすべての人が最後まで見届けた、この日の<NEW TOWER GENERATION>。出演したバンドの今後の活躍を確信させてくれた、素晴らしいイベントとなった。
<TOWER RECORDS presents“NEW TOWER GENERATION”Supported by MARQUEE/my space>
2010年4月17日(土)
@タワーレコード渋谷店 B1F「STAGE ONE」
●soulkids
1.アネモネ
2.レムスイミング
3.Jellyfish
4.Friday
5.blue spring
6.magnolia
●S.R.S
1.ワンダーソング
2.Waiting for you
3.ジョーイ
4.鬼さんこちら
5.風向き
6.Sometimes
●WEAVER
1.トキドキセカイ
2.レイス
3.白朝夢
4.二次元銀河
5.ネバーランド
●世界の終わり
1.青い太陽
2.世界平和
3.死の魔法
4.幻の命
5.虹色の戦争
En.インスタントラジオ
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会場を埋め尽くした観客の視線が注がれるステージにまず登場したのは、名古屋ロックシーンのパイオニア的存在ともいえるsoulkids。1曲目「アネモネ」から、まさに初期衝動全開で飛ばしていく。角谷(B)の「行くぜ!」という声が響くたび、彼らの熱いパフォーマンスに応えるように、会場が熱を帯びていった。4月14日に発売されたばかりのタワーレコード限定シングル「jellyfish」(3曲入り315円)や会場のみんなに最高の青春ソングを、と前置きして演奏された「blue spring」など、全6曲を一気に駆け抜けた。
次は、北九州在住のギターロックバンドS.R.S。爽快なロックサウンドと、人なつっこいメロディラインに、会場のお客さんからは自然に手拍子がわきおこる。そんな様子を見た山口(G、Vo)が、思わず曲間に「ありがとう!」というシーンも。情感あふれる歌詞に思わず引き込まれる「Wating for you」「鬼さんこちら」などを、「とても気持ちよく歌わせてもらってます!」と、ほとんどMCもなく立て続けに演奏し、最後は、彼ら自身とても大切にしているというデビューシングル「Sometimes」を披露。丁寧に紡がれていくメロディと、歌心あふれる歌に、会場中が聴き入っていた。
次は、インストアイベントが初めてだという3ピースピアノロックバンドWEAVER。ピアノが描き出す輝きに満ちたメロディラインと、強さと深さを携えたドラムとベースのアレンジ、美しいコーラスワークで、1曲目「トキドキセカイ」から、会場を一気にWEAVERの世界に連れ去っていく。神戸から上京して、最近やっと落ち着いてきたという杉本(P、Vo)は、歌うこと、ファンの笑顔を見ることが幸せでたまらないといった様子で、30分という短い時間に何度も何度も感謝のことばを口にしていた。ラストソング「ネバーランド」が残した余韻は、観客の「もっと聴きたい」という想いを募らせているように見えた。
トリは、圧倒的世界観で放たれる独特のサウンドで、2010年の最重要ニューカマーとして注目を集める、世界の終わり。まだすこしあどけなさの残るボーカルが歌う、決して終わらない世界の歌。会場を満たす彼らの音楽が、観客に息をすることすら忘れさせる。2曲目「世界平和」のあとの「ありがとう」という一言で、ようやく会場の時が動き出す。ステージとは間逆のほんわかしたMCで和ませたあとは、タワーレコードで限定販売し、すでに完売しているシングル「幻の命」、そして最後は「虹色の戦争」。しかし、温まりきった観客がそれで納得するはずもなく、再びステージに姿を現した彼らがアンコールに選んだのは「インスタントラジオ」。煌きに満ちた音楽で会場にいるすべての人を笑顔にして、彼らはステージを去っていった。
世界の終わり、WEAVER、S.R.S、soulkids、全4組のライブを、入場したすべての人が最後まで見届けた、この日の<NEW TOWER GENERATION>。出演したバンドの今後の活躍を確信させてくれた、素晴らしいイベントとなった。
<TOWER RECORDS presents“NEW TOWER GENERATION”Supported by MARQUEE/my space>
2010年4月17日(土)
@タワーレコード渋谷店 B1F「STAGE ONE」
●soulkids
1.アネモネ
2.レムスイミング
3.Jellyfish
4.Friday
5.blue spring
6.magnolia
●S.R.S
1.ワンダーソング
2.Waiting for you
3.ジョーイ
4.鬼さんこちら
5.風向き
6.Sometimes
●WEAVER
1.トキドキセカイ
2.レイス
3.白朝夢
4.二次元銀河
5.ネバーランド
●世界の終わり
1.青い太陽
2.世界平和
3.死の魔法
4.幻の命
5.虹色の戦争
En.インスタントラジオ
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