レディー・ガガ、「日本のファン達は素晴らしかった」

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レディー・ガガ初の単独来日公演が無事に終了した。

<モンスターボールツアー>と題された本公演は、エンターテインメントの頂点を突っ走るレディー・ガガが本気で挑むだけあり、まさに「モンスター」級といえる内容となった。本人も2009年に「2010年からのツアーはステージも今のものの4倍以上あって、全く別物になるわ。これぞ“ショウビズ”というようなとにかく派手で華やかなものになるわ」とコメントしていたが、まさしく有言実行した形となった。

【関連画像】レディー・ガガ横浜アリーナ画像

横浜初日の17日の公演では超満員の12000人の観客を前に大ヒット曲「ジャスト・ダンス」「ポーカーフェイス」、そして「バッド・ロマンス」など合計19曲を2時間弱にわたり熱唱。

ステージの演出もド派手だ。キーボードがボンネットに仕込まれた車、切断された地下鉄、花道はもちろん、花道を覆う円形のディスプレイ、ガガ定番の胸から火花、血が滴りおちる天使の彫像、地球ゴマ、光るジャングルジム、ガガお得意の照明にもなるディスコスティック、紅白歌合戦顔負けの巨大ドレス、動くモンスター、度重なる衣装チェンジなどなど、まさに枚挙に暇がないとはこのこと。

もちろん充実しているのはビジュアル面のみならず、そのサウンドも同様だ。バンドによる演奏をベースにしつつも、ギターソロなども随所に挟みながら、リミックス音源(『ザ・リミックス』収録)も大胆にフューチャー。もちろんガガの定番ピアノ弾き語りも、途中に小ブルースなどを挟みながら引き付けるポイントや身を乗り出す仕掛けが満載となっている。カスタムメイドのロケットのようなショルダー・キーボードによるギタリスト顔負けのフィードバック多用キーボード・ソロなど、聴き所も多岐にわたった。

今回の来日公演に関して、ガガはこのように語っている。

「今までで一番良かった。日本のファン達は素晴らしかった。シングル曲だけじゃなく、全曲同じように受け入れてくれて本当にうれしい」──レディー・ガガ

いやいや嬉しいのは我々のほうだ。ファンを大事にするレディー・ガガだが、超過密スケジュールの中、早くも新作も準備中とのこと。ガガ熱はまだまだ収まらないのだ。

photo credit by Horita Yoshika

<レディー・ガガ・モンスターボールツアー日本公演>
2010年4月17日、18日@横浜アリーナ
-City ACT1-
INTRO
1.DANCE IN THE DARK
2.GLITTER AND GREASE
3.JUST DANCE feat. Colby O’Donis
4.BEAUTIFUL, DIRTY, RICH
5.VANITY
6.THE FAME
-Subway ACT2-
7.LOVE GAME
8.BOYS BOYS BOYS
9.MONEY HONEY
10.TELEPHONE
11.BROWN EYES
12.SPEACHLESS
13.SO HAPPY I COULD DIE
-Forest ACT3-
14.MONSTER
15.TEETH
16.ALEJANDRO
17.POKERFACE
-Monster Ball ACT4-
18.PAPARAZZI
19.BAD ROMANCE

※All tracks from『THE FAME MONSTER』(UICS-9113,4) except M2 & M5.
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