シガー・ロスのヨンシーのソロは「途中から爆発しちゃった感じ」

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シガー・ロスのヴォーカリスト、ヨンシー・バーギッソンによる初のソロ・アルバム『GO』が3月31日発売となった。

◆ヨンシー・バーギッソン画像

アイスランドのバンド、シガー・ロスのフロントマンとして10年以上も活躍してきたヨンシーは、「これまで書いてきた曲のなかに、バンドとしてはどうもしっくりこないっていうのがたくさんあって、それらをエレクトロニックとかアコースティック、アンビエント、ポップというように別々のフォルダーにしまってたんだ、いつか何かのプロジェクトにしようと思ってね。」と語っている。

「今回こういうアルバムに仕上がると最初に分かっていたなら、もっとたくさんのカテゴリーから曲を選んでいたかもしれない」とは本人の弁だが、今作『GO』はシガー・ロスとはまったく毛色の違う作品に仕上がっている。

今までにないくらい、独特なヨンシーのファルセット・ヴォイスが全曲(大半が英語)にフィーチャーされており、「取り掛かった頃は落ち着いてアコースティックなアルバムにしようと思ってたんだけど、なんか途中から爆発しちゃった感じなんだ」と、そこに自由を見い出し、思いのまま自身がやりたいように作ったサウンドが形成されているようだ。

ヨンシーはこれらの楽曲を引っさげ、2010年はワールドツアーを行なう予定となっている。発表があったとおり、<サマーソニック10>への出演も決定しており、希望と色彩に満ちた魔法の世界がステージからもあふれ出すことだろう。

『GO』
2010年3月31日 日本先行発売
TOCP-66937 2,500 yen (tax in)
1.Go Do
2.Animal Arithmetic
3.Tornado
4.Boy Lilikoi
5.Sinking Friendships
6.Kolnidur
7.Around Us
8.Grow Till Tall
9.Hengilas
10.Sinking Friendships (Acoustic)※
11.Tornado (Acoustic)※
※日本盤のみボーナス・トラック2曲収録 / 解説&対訳付
◆ヨンシー・オフィシャルサイト
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