Miss Monday feat.菅原紗由理、新たな癒しのラブソングが誕生

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Miss Monday feat.菅原紗由理 「さよなら feat.菅原紗由理」2010.3.24 Release

Miss Mondayが菅原紗由理を迎えて贈る新たな癒しのラブソング。

「この曲は失恋っていうテーマのなかにも前向きな気持ちがあるので、そういう気持ちを自分の歌声で聴いてる人に届けていけたらいいな」菅原紗由理

――具体的にはどう進めていかれたんですか?

Monday:まずは、紗由理ちゃんと一緒に曲を作るならどんなものがいいかな、とイメージするところからスタートしました。で、紗由理ちゃんの歌声からいろいろイメージして、やっぱり恋愛の歌がいいかなと。切ない気持ちにはなるけど、自分に安らぎを与えてくれるような恋愛の歌を、紗由理ちゃんに歌ってほしいと思ったんです。そこで私はラップで、彼と過ごした日々のことをストーリーテラーとして語る役割。紗由理ちゃんには情感豊かな切ない歌声で「君を忘れないよ…」と歌ってもらうことで、“忘れられないならずっと好きでいていいんだよ”っていうメッセージを伝えてもらう役割を担ってもらいました。恋愛って、割り切れないところばかりじゃないですか。失恋して、「あなたに出会えてよかった、大切なものをくれてありがとう」って思う自分もいれば、「やっぱり忘れられないよ…」と思ってしまう自分もいる。でも、それでいいんじゃないかなって。そんな揺れ動く自分を認めてあげる。ずっと好きでいていいんだよって。この曲にはそういうテーマがあるんです。

――菅原さんのパートがすごくしっくりきていますよね。さて、菅原さんは新しいチームとのお仕事はいかがでしたか?

菅原:そうですね……今回は初めてのフィーチャリングとしての参加でもあるし、初めてのプロデューサーの方とのレコーディングだったので、最初はどうしたらいいか分からないことも多くて、めちゃめちゃ緊張して、Mondayさんにすごく頼っちゃったんですけど。

Monday:「緊張する、緊張する」ってポソっといってて(笑)。

菅原:私は、自分が詞を書くときは実体験をもとに書きたいっていう気持ちが強くて、歌うときも自分の実体験を思い出しながら歌っているんですね。今回はMondayさんが書いた詞なので、まず詞を何度も読みました。春の風の香りをイメージして、自分の体験を思い出したりして。この曲は失恋っていうテーマのなかにも前向きな気持ちがあるので、そういう気持ちを自分の歌声で聴いてる人に届けていけたらいいなっていう気持ちでレコーディングさせていただきました。

――前向きな内容なんだけど、菅原さんの声質やヴォーカルによって切な苦しいニュアンスが出てるというか。

Monday:そうですね、うん。なんかひとつじゃない感情が声でフワって重なってる感じがすごいなと思いますね。

――ところで菅原さん自身の恋愛観はいかがですか? たとえばこの曲について考えると。

菅原:う~ん……私は基本的に、“さよなら”から“ありがとう”という気持ちには、なかなかすぐには変われないかなぁ(笑)。

Monday:ははは。

菅原:でも、恋愛することで自分自身の未熟なところも分かるし、成長できるんじゃないかなとは思いますね。

Monday:私もこれまで、いい恋愛して、大切なものもらったなぁって、今だから言えるんだと思いますよ。この曲で歌ってることは私の実体験だからネ!

――制作するときにお互いの恋愛観についてとか、話をされました?

Monday:具体的な話はしなかったんですけど、紗由理ちゃんを見てると……奥手だけど、相手への思いは一途でまっすぐっていう。なんかそういうイメ―ジがあるんですね。私の勝手な妄想だけど(笑)。

菅原:うーん……一途に思うのはそうで、でも奥手とかではなかったりするのかな? と思うんですけど(笑)。

――(笑)。いや、しかしいろんな世代の、でもある共通した感覚を持った女性から共感を集める曲だと思います。

Monday:ありがとうございます。すごく嬉しいです。

――そして、この共演はライヴで見られそうですか?

Monday:いつか絶対やりたいと思ってます! 今回、2人で作った曲のストーリーをライヴで表現できたらいいなと思いますね。

――お2人がステージでどういうふうにパフォーマンスするのか想像すると楽しみです。ありがとうございました。

取材・文●石角友香

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