Miss Monday feat.菅原紗由理、新たな癒しのラブソングが誕生

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Miss Monday feat.菅原紗由理 「さよなら feat.菅原紗由理」2010.3.24 Release

Miss Mondayが菅原紗由理を迎えて贈る新たな癒しのラブソング。

「新しい扉は意識的に自分から開いていきたいと思いますね」Miss Monday

――Miss Mondayさんは、アルバム『Love & The Light(w/a white lie)』の次なるアクションとして、どんなヴィジョンをお持ちだったんですか?

Miss Monday:去年、アルバム1作を作り終えて、考え方が変わったな、と自分で感じてる部分があるんです。今まで、歌やラップを作るときに、とことん自分自身と向き合って、それでなおかつ自分の気持ちを吐露する、それがイコール自分の歌になるっていう想いで作っていたんですね。それはデビュー以来長い時間をかけてやってきて、ひとつの形になってきてると思うんですけど、これから音楽活動を続けていく中で、さらに自分が成長するには、もっと考え方を広く持ったほうがいいのかな、と。自分の内側に目を向けるだけじゃなく、もっと広い視点を持つことで得られる何かがあるんじゃないか、って思い始めたんです。自分にも何か社会のためになるような活動ができないだろうか、とかね。もっと身近なことでいえば、これまでのようにフィーチャリングアーティストをお迎えして曲を作るときにも、相手の気持ちになって、こうしてあげたほうが喜ぶかな? とか、こうした方がこの人の魅力が引き立つんじゃないかなっていうことを考えながら進めていきたいと思ったんです。そうすることで、もしかしたら自分が大きく成長できる、そしてさらに幸せな気持ちが還ってくるっていうふうに思ったんですね。具体的なヴィジョンではないですけど、そんな想いがあります。

――確かにミュージシャンでなくても、新たな人とのプロジェクトや仕事は、不安な部分もありますが、いつもの慣れた人とやるだけでは先に進めないことってありますね。

Monday:そうですね。いつもの仲間は、意思の疎通も早いし、ちょっと言葉を省略しても伝わる心地よさはあります。でも、刺激的な出会いは常に求めていきたいと思ってるんです。自分にとって新しいことにチャレンジするって大変なことだけど、やっぱりそのことで見たことのない世界が見えてくる。だから新しい扉は意識的に自分から開いていきたいと思いますね。

――『Love & The Light』でも感じたんですけど、Mondayさんは、音楽で明るく闘ってるっていう印象があります。

Monday:嬉しいですね。「The Light」はとくに、アーティスト同士、ちょっとアスリートみたいな感じで、お互いのスキルをぶつけ合うように、「俺、こんなのできるよ」「僕だったらこんなのできます」「じゃあ、あたしだったらこんなの!」みたいなせめぎ合いもあって(笑)。いい意味で切磋琢磨できたと思いますね。

――なるほど。さて、菅原さんにお聞きするんですが、第一印象でMondayさんはどんなアーティストだと感じました?

菅原紗由理:ライヴで何度かご一緒させていただいて、お話しする機会もあったんですが、そのときの第一印象は気さくでサバサバしたお姉さま、でした(笑)。

Monday:ははは。

菅原:ライヴは何度か見させていただいてるんですけど、歌はもちろん、ライヴのパフォーマンスがものすごくカッコよくて、とても尊敬できるお姉さんですね。

――菅原さんはひとりっ子だから、東京にお姉さんみたいな人ができて、ちょっと嬉しくないですか?

菅原:はい。

――心強いですよね。

Monday:そうかー。私は3人姉妹の長女なんで、実は。だから自分より年下の女の子と接するときって、どうしても妹と会話をする感覚になっちゃうんです。普段、家のなかでテレビ見ながら、ミカン食べながら、「それでさぁ……試験がんばってんの?」みたいな(笑)。

菅原:(笑)。

Monday:そういう感覚で話してたかな? 紗由理ちゃんとは。

――そうなんですね。3人姉妹の長女的な資質ってありますよね? すごく面倒見がいいけど、時々、突き放してみたり。

Monday:ははは! 「自由にやってみたら?」って。それは今回、紗由理ちゃんとやらせてもらって、ちょっとありましたね(笑)。

――やはり。では、Mondayさんは菅原さんの声を初めて聞いたときの印象はいかがでしたか? 資料によるとレコード会社の入り口のモニターでPVを見たとか。

Monday:そうです、そうです(笑)。「キミに贈る歌」のPVを見て。デビュー前かな? で、私がいちばん最初に感じたのは、すごく透明感のあるきれいな声してるなぁって。

菅原:ありがとうございます……。

Monday:あと、すごいまっすぐな瞳をしてるなって思って。で、やっぱりそういう何かを持ってる人とは、ぜひ一緒に曲を作ってみたいなって思っちゃうんですよね。…コラボレーションが大好きな私としては、個性を放ってる人にどうしても惹かれてしまうんです。(笑)

――やはり最初は声の印象ですか?

Monday:そうですね。情感の乗った言葉が聴いてる人の気持ちの中にスーっと入っていくような声。声を聴くだけで泣けてくるっていう、すばらしい歌声なんですよね。

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