Purple Daysに小室哲哉の楽曲で記憶障害が完治した過去

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“2010年の最重要デジタルロック・ユニット”として、デビュー前より音楽専門誌を中心に評価を集めているPurple Days(パープル・デイズ)。2月にメジャーデビューしたばかりの彼らのサイトに、小室哲哉からのメッセージが公開され、ファンを中心に話題となっている。まずはその全文を紹介しよう。

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6年前ほどです。知人の息子が、僕に憧れてくれていました。
軽い記憶障害のようなものでしょうか、詳細はわかりませんが、半年間で、僕の使っている楽曲の音を契機に、完治したと聞いています。なぜか、音楽で、人の役に立てる事はやはりあるのだなあ、と久しぶりに素朴に嬉しかったのが、記憶にあります。
その彼も音楽の力を思い知ったとおもいます。
そして、21世紀も10年たって彼が束ねた仲間が、いよいよ同世代の若者に、同じ想いを感じさせなければいけないときがやってきました。
オリンピック、サッカー、野球、ゴルフ、役者さん、若い力が、確かな、目的を持った者たちだけが、毎日努力を生き甲斐にいきています。
音楽も、同じでしょう、きっと彼らも。
僕も、まだ同じ芝生の上にいますが、彼らを脅威に感じる日を待って、同じ思いで存在していようと、自覚しています。

一人でも、音楽のすごさを、教えてあげていってください。
2010年3月 小室哲哉

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すでに過去のニュースでお伝えしたとおり、彼らPurple Daysを見出し、TM NETWORKのコンサートにゲスト出演させたのは、ほかでもない小室哲哉。そんな小室からのエールがPurple Daysのオフィシャルサイトに掲載されているのだ。そこに詳細は述べられていないものの、メンバーの石坂翔太(Key)が過去に原因不明の記憶障害を患った際、幼少時からのファンであった小室哲哉の楽曲や小室本人とふれ合う事を通じて次第に良化の傾向を辿ったという逸話が記されており、この話からPurple Daysの最大の個性ともいえるデジタル・サウンドが生まれた背景までもうかがい知ることができる。

◆Purple Daysのアーティスト画像

そんなPurple Daysは、3月17日に1stアルバム『SERENDIPITY』(セレンディピィティ)をリリースする。このアルバムには、TSUTAYA限定レンタルのプレデビューシングルだった「Shine Of Love」のほか、「Impressive Child」「sayonara」「TSUYOKUNARE」そして「BRANDNEW DAYS」という5作のシングルに加え、フリーレンタルで注目を集めた「My Revolution」(渡辺美里のカヴァー)、そして、ついにというべきか、TM NETWORK「Get Wild」をPurple Days流にアップデートしたカヴァーを含む全13曲を収録する。

さらに初回限定盤にはカリスマ読モの鈴木姉妹(ami&aya)が出演している「BRANDNEW DAYS」のミュージックビデオに加えて、オフショットが満載のDVDも同梱する。

ちなみにアルバムタイトルの「SERENDIPITY」とは、「何かを求めるとき探しているそれ自体ではなく、思いがけない価値あるものを見つけ出す能力」を意味する言葉。メンバーの偶然の出会い、そしてPurple Daysとリスナーの偶然の出会い、あらゆる偶然を繰り返してひとつのピースを形作ろうとする彼らの想いが込められた作品が、いよいよリリースされるのだ。

現在、オフィシャルサイトでは、アルバム『SERENDIPITY』のリリースを記念して、メルマガ読者限定のスペシャル特典プレゼントを実施中。お試し着うた(R)のプレゼントなど、応募者全員に特典アリというこのキャンペーン。対象となるメルマガ購読の申し込みは、オフィシャルサイトにて受付中だ。

◆1stアルバム『SERENDIPITY』のCD情報
◆Purple Days オフィシャルサイト
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