運命に導かれた、加藤ミリヤとKento Mori
◆加藤ミリヤとKento Mori画像
Kento Moriは、その実力をマイケル・ジャクソン、マドンナにも認められた、24歳の日本人ダンサーである。2006年に単身渡米し、数々のUSアーティストのミュージックビデオ、ステージ、クラブシーンなどの仕事をこなす彼だが、マイケル・ジャクソンの<THIS IS IT>ツアーオーディションにも合格したものの、マドンナとの契約があったことから出演が不可能となり、「マドンナとマイケル・ジャクソンが取り合った日本人ダンサー」として大きな注目を浴びたダンサーでもある。
マイケル急逝後のマドンナ・ツアーにおいて、マドンナが設けた「マイケル追悼コーナー」ではKento Moriがマイケル役を演じたのは有名な話だ。マドンナのプロモーションビデオや、ワールドツアーダンサーとして世界中を周ったが、そんな彼が、日本人アーティストのミュージックビデオに出演するのは、今回が初のことでもある。
実は加藤ミリヤとKento Moriはともに愛知県出身で、加藤ミリヤのデビュー前から交流がある友人だったという。それぞれ歌手とダンサーという夢を持っていた2人は、お互いを「この人には夢を実現させるパワーがある」と信じていた。それぞれの夢に向かって努力を続けた2人は、2009年12月にミリヤがプライベートで訪れたロサンゼルスで再会し、「一緒に作品を作ろう」と意気投合したのだ。
日本に帰ったミリヤは、Kento Moriの為に新曲「SENSATION」を書き下ろし、ついに2人のコラボレーションが実現。<約束したね ただがむしゃらに走るって>と、その歌詞の内容もお互いの夢に向け走り続けた日々を描いた内容となっている。
「彼女の想いがそのまま音楽に現れていて本当に鳥肌が立ったし、僕と彼女にしかできない曲だと思いました。ただ良い音楽というだけではなく、僕とミリヤの間にある想い出やお互いの軌跡が、ここで一つの形になっていて、本当に素晴らしいと思いました。出会いからここまでが運命的なつながりに感じました。」──Kento Mori
「2人が再会したことも運命だと思います。一緒に撮影するのは初めてなのに、次に相手がどう動くのかとかなんとなくわかったりして、通じ合っている中でそれぞれが持っているものを全て吐き出すことができたので、見てる人たちに何かを感じてもらえる、運命に導かれたビデオが完成したと思っています。」──加藤ミリヤ
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