PANICSMILE第4期最後のライブは、3月28日下北沢シェルターにて
ジェイソン・シャルトン(G)、保田憲一(B)、石橋英子(Dr、Vo)、吉田肇(Vo、G)という10年不動の4人編成で、日本のオルタナティブロックの至宝と呼ばれるまでになったPANICSMILEだが、2009年12月にリリースした『A GIRL SUPERNOVA』も各界から大絶賛を受ける中、遂に現編成でのラストライヴが決定した。3月28日(日)下北沢シェルターでのライヴを最後に、この最強カルテットでの活動はこれで終了。見逃したらおしまいだ。
当日はゲストにデラシネと湯浅湾を迎えての3マンとなる。デラシネは高校生当時からPANICSMILEのライブやイベントCHELSEA-Qに通っていたカザマコレヒコによるアクロバティック・ギターレス・ハードコアバンド。カットアップ技法を駆使して作られたかのようなサンプリングノイズとファストビートの取っ組み合いアンサンブル、vo.+ba.カザマの絶叫は必見。
そしてロック文筆家の湯浅学率いる湯浅湾は、独自の文体がそのまま音になったようなヘヴィ・サイケデリック・エレクトリック・フォークバンド。湯浅氏は2000年頃、panicsmileが突然段ボールと合体して活動していたころのバンドメイトだ。2000年代のpanicsmileはこの日にて終了、散開が発表されてからのライブは全て内容が異なっていたが、この日も更に違うセットになるという。