ノエル・ギャラガー、スケジュールがあわず公判出廷は不可能に

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ステージで自分を突き飛ばした被告の公判に出席し、判決言い渡しを前に自ら証言したいと希望していたノエル・ギャラガーだが、結局スケジュールがあわず、実現不可能となった。

裁判所は次の公判を3月23日に開くことを決めたが、ノエルはその時期、英国で公演(チャリティ・イベント<Teenage Cancer Trust>で3月25、26日パフォーマンスする)予定が入っており、カナダへ向かうのは無理だと判断された。また、ノエルが出廷することで報道陣が大騒ぎする事態も懸念されたという。

ノエルは代わりに書面により被害者側からの声明を提出。検察がそれを読み上げるという。2008年、トロントのフェスティヴァルでノエルを突き飛ばした被告ダニエル・サリヴァンの判決は当初、先週金曜日(2月5日)に言い渡されるはずだった。しかしながら、ノエル側から直接、証言を行ないたいとの要請があり、判事は間際になって判決手続きの延期を決定していた。

ノエル関連ニュースとして、ギャラガー兄弟がブリット・アワーズ授賞式の出席をめぐりもめているようだ。オアシスの『(What's The Story)Morning Glory?』が過去30年の最優秀アルバムに贈られる“BRITs Album of Thirty Years”部門にノミネートされ、主催者はノエル、リアム両者に招待状を送ったが、ノエルは「リアムが行くなら、俺は行かない」と言い張っているという。

2人は2009年夏ノエルがオアシスを脱退して以来、口をきいていないそうだ。関係者は『Dialy Mirror』紙にこう話している。「リアムとノエルは解散以来、口をきいていない。ノエルはもうじき新家に引っ越すというのに、リアムはその住所さえ知らないほどだ。ブリットの関係者は2人が来るのかいろんなとこに連絡を取っているが、どちらからも返事がない」

ブリット・アワーズは来週火曜日(2月16日)に行なわれる。同紙によると、授賞式出席に乗り気な発言をしていたリアムは、実際行くかどうか当日決めるつもりらしい。

Ako Suzuki, London
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