コリーヌ・ベイリー・レイ、「私にとって、すごくいいニュー・スタート」

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世界中で待ち望まれていたコリーヌ・ベイリー・レイの2ndアルバム『あの日の海(原題:The Sea)』が、ついに1月20日に日本先行で発売となった。

「久しぶりに届いたコリーヌの声は、やっぱり魔法のような素晴らしい歌声だった。」──スガ シカオ

今夜もコリリンの歌声に包まれて眠ります。この声に恋しない人の気持ち、わからないっす!──ハナレグミ

前回に続き、コリーヌが語るアルバム・インタビューをお届けしよう。

――前作より楽曲が多彩になっています。それは意図的に?

コリーヌ・ベイリー・レイ:ええ。このアルバムでいろんなスタイルをやりたいって思っていた。アコースティック・ギターで演奏するバラードばかりとか、ポップ・ソングばかりといったふうにはしたくなかったの。ライヴで演奏する感覚に近いんじゃないかしら?ほら、ライヴでセットリストを考えるときって、ゆったりした曲からヘヴィな曲に持っていったらどうかしら…といった感じで、違うタイプの曲を並べてみたりするのが楽しいから。私にとっての楽しいギグというのは、旅に連れ出される感覚が味わえるものなのね。ダンスっぽい曲をやったあとにハードな曲を持ってきたり、その次には内省的な曲を持ってきたり…。アルバムでもそういう旅の感覚を反映させたかった。でも多彩ではあるものの、どれも私が書いた曲ではあるから、曲と曲がちゃんと繋がってはいると思うわ。そこに連続性があると思うの。

――アルバム・タイトルを『The Sea(邦題:あの日の海)』とつけた理由は?

コリーヌ・ベイリー・レイ:同タイトルのその曲が、アルバムのなかで最初に書いた曲だったから。そして、ほかの曲を書いているとき、そこから水が流れ出しているようにも感じられたから。水とか海とか湖とか川といったワードは、何曲かに入っているわ。つまり、それらに関するいろんな出来事がこのなかで起きているように思えたわけ。それに私は心底、海に心を捉えられている。パワフルだし、命の源のようでありながら命を滅ぼすこともできるというところが好きなのよ。穏やかなところもあるし…。本当におかしいくらい海に惹かれるわ。

――アルバムを完成させて、どのような気持ちですか?

コリーヌ・ベイリー・レイ:ここに入っている曲はとても正直なもので、書けたことを誇りに思えるものばかり。そういう作品ができて、ハッピーよ。ソングライティングに自信を持てるようになったし、基本的には初めてセルフ・プロデュースした作品でもあるし。このアルバムは私にとって、すごくいいニュー・スタートだと思うわ。

音楽ライター・内本順一氏によるインタビューより抜粋
提供:EMIミュージック・ジャパン

『あの日の海(原題:The Sea)』
2010年1月20日
TOCP-66930 日本先行発売SPECIAL PRICE \2,300(税込)
日本盤特典:ボーナス・トラック2曲、歌詞対訳、解説付

◆コリーヌ・ベイリー・レイ・オフィシャルサイト

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