TOWER RECORDS 30周年記念イベントは、ライブからDJ、落語まで
2009年に日本上陸30周年を迎えたタワーレコードが、2009年より開催してきた様々な企画やイベントの集大成ともなるイベント“Love or Hate”Nightを3日間連続で開催、その初日となるvol.1が1月9日に開催された。会場は代官山UNIT、UNICE、SALOONの3フロアを使っての大イベントだ。
◆TOWER RECORDS 30周年記念イベントは、ライブからDJ、落語まで ~画像編~
開場と同時に、UNICE、SALOONではDJがスタート。UNICEでは、DJ JAPANESE SOUL!!CREWが日本の良質な音楽を中心に、SALOONではSHINJUKU FLOWER FIELDこと新宿店のSKA番長が、SKAを中心としたPLAYで、入場してくるお客さんをお出迎え。そしてUNIT最初のアーティストとなるOSAKA MONAURAILの登場を前に、突如UNITのフロアのお客さんの前に姿を現したのは、赤と黄色のモヒカンが色鮮やかなサイレンとコメディーデュオが~まるちょばのふたりだ。あっという間に彼らのまわりには人だかり。それらの人たちを一気に彼らの世界に引きずりこんでいく様子はまさに名人芸。トランクを使ったおなじみのパントマイムの決めポーズのあと、彼らが指さした先に映し出されたのはTOWER RECORDSの文字。いよいよ、イベントがスタートした。
UNIT最初のアーティストは、2010年で結成19年目に突入するというOSAKA MONAURAIL。「TRUCK TURNER」から「Upside down Smile」まで、自らの翻訳付き(笑)の英語と人懐こい大阪弁で、入り口にまであふれたオーディエンスを煽りながら、1968年から1972年にかけてのFUNKサウンドでフロアを満たした。
その頃UNICEでは、月亭方正の登場を待ちわびるお客さんが所狭しと押し寄せていた。出囃子と共に姿を現した月亭方正に、会場からは「かわいい!」と大歓声があがる。普段とは趣の違う会場に緊張していたというが、何を言っても大爆笑と反応のいい観客に「今日は何を言ってもウケる!」と笑顔を見せた。枕のあと、いよいよ演じられたのは、「猫の茶碗」。猫のごはん茶碗を巡る古美術商と茶店の主人の駆け引きを、上方落語にアレンジして見事に演じきり、生で落語を見るのは初めてという観客がほとんどであったであろうにも関わらず、思わぬラストに「おぉーっ!」という大きな歓声があがった。ちなみに、1時間ほどあとにも同じステージに登場。そのときの演目は「幽霊の辻」。こちらも1回目同様の盛況を見せた。
UNITでは、日本が誇るレコード番長須永辰緒が、贅沢にも次のステージまでの時間ごとに登場し、超満員のフロアを気持ちよく揺らしていく。次に登場したのは武藤昭平withウエノコウジ。武藤の味わい深いヴォーカルに、ギター二本の音色が妖しく絡み合う贅沢な大人の音楽をたっぷり聴かせた。もちろんタワーレコード30周年記念ソング「至福の空~NO MUSIC, NO LIFE.~」もしっかりとパフォーマンス。
その頃SALOONには、SPECIAL OTHERSを発掘したという元渋谷店のカリスマバイヤーDJ YAHMANがプレイ。Jungleやドラムン・ベースを中心にクールにフロアを揺らしていく。そしてUNICEでは、NO MUSIC, NO WHISCKYキャンペーンのトークイベントが開催。当初予定されていたゲストに替わり急遽ステージにあがったのは、イベントを見にきていたお客さんだ。NO MUSIC, NO LIFE.ポスターでもおなじみの箭内道彦とサントリーのウィスキー・アンバサダー(ウィスキーの価値や魅力を語る魅力を語る伝道師)の方と、ウィスキートークをゆるーく繰り広げた。
その頃UNITにはSOIL &“PIMP“SESSIONSが登場し、有無を言わさぬ圧倒的なプレイで会場をアゲまくり。一瞬たりとも観客を休ませることなく踊らせ続けた。そしてUNICEラストを飾るのは、オープニングにUNITにも登場したサイレントコメディーデュオが~まるちょば。言葉がなくともその場にいる人を笑わせ夢中にさせるそのパフォーマンスに、出番の終ったアーティストが思わず見入っている姿も。
この日のUNICE最後のDJは、現在も渋谷店で現役レゲエバイヤーとして勤務している名物バイヤー:カツオが登場。マイクパフォーマンスで小さなフロアを盛大に沸かせていた。UNIT今夜の大トリはThe Ska Flames。1985年結成の日本が誇るスカ・レジェンドの熟練のパフォーマンスとゆるやかなスカのリズムに、集まったオーディエンスも完全に身をまかせ、長丁場のこのイベントを最後の最後まで満喫した。
<TOWER RECORDS 30th anniversary LIVE! “Love or Hate”Night>
2010年1月9日
OSAKA MONAURAIL
・TRUCK TURNER
・CEORA
・Introduction
・Down & Out
・Quicksand
・GIVE IT UP OR TURNIT A LOOSE
・You don't know what you know
・Choice of colors
・Upside down Smile
武藤昭平withウエノコウジ
・フィラメント
・ロンドン・コーリング
・エグジット
・トゥーペア
・フォーリング・ダウン
・リコ
・至福の空~NO MUSIC, NO LIFE.~
・ワタリドリ
・ピノキオの鼻
SOIL & “PIMP”SESSIONS
・Paraiso
・閃く刃
・POP KORN
・MIRROR BOY
・PIG BAG
・QUARTZ AND CHROMETER
・SAHARA
・Fantastic Planet
・殺戮のテーマ
The Ska Flames
・Ska Films
・聞こえてこないか
・絶え間なく瞬く星
・First
・新曲
・Stolen Beat
・Everytime I Wanna Think About You
・Rip Van Winkle
・AMAMI SWEET
・Realstep
・I Wont Never Let You Go
・Tokyo Shot
pix by (C)ryu kasai
▲が~まるちょば |
▲OSAKA MONAURAIL |
▲月亭方正 |
▲須永辰緒 |
▲武藤昭平withウエノコウジ |
▲SOIL &“PIMP“SESSIONS |
▲The Ska Flames |
開場と同時に、UNICE、SALOONではDJがスタート。UNICEでは、DJ JAPANESE SOUL!!CREWが日本の良質な音楽を中心に、SALOONではSHINJUKU FLOWER FIELDこと新宿店のSKA番長が、SKAを中心としたPLAYで、入場してくるお客さんをお出迎え。そしてUNIT最初のアーティストとなるOSAKA MONAURAILの登場を前に、突如UNITのフロアのお客さんの前に姿を現したのは、赤と黄色のモヒカンが色鮮やかなサイレンとコメディーデュオが~まるちょばのふたりだ。あっという間に彼らのまわりには人だかり。それらの人たちを一気に彼らの世界に引きずりこんでいく様子はまさに名人芸。トランクを使ったおなじみのパントマイムの決めポーズのあと、彼らが指さした先に映し出されたのはTOWER RECORDSの文字。いよいよ、イベントがスタートした。
UNIT最初のアーティストは、2010年で結成19年目に突入するというOSAKA MONAURAIL。「TRUCK TURNER」から「Upside down Smile」まで、自らの翻訳付き(笑)の英語と人懐こい大阪弁で、入り口にまであふれたオーディエンスを煽りながら、1968年から1972年にかけてのFUNKサウンドでフロアを満たした。
その頃UNICEでは、月亭方正の登場を待ちわびるお客さんが所狭しと押し寄せていた。出囃子と共に姿を現した月亭方正に、会場からは「かわいい!」と大歓声があがる。普段とは趣の違う会場に緊張していたというが、何を言っても大爆笑と反応のいい観客に「今日は何を言ってもウケる!」と笑顔を見せた。枕のあと、いよいよ演じられたのは、「猫の茶碗」。猫のごはん茶碗を巡る古美術商と茶店の主人の駆け引きを、上方落語にアレンジして見事に演じきり、生で落語を見るのは初めてという観客がほとんどであったであろうにも関わらず、思わぬラストに「おぉーっ!」という大きな歓声があがった。ちなみに、1時間ほどあとにも同じステージに登場。そのときの演目は「幽霊の辻」。こちらも1回目同様の盛況を見せた。
UNITでは、日本が誇るレコード番長須永辰緒が、贅沢にも次のステージまでの時間ごとに登場し、超満員のフロアを気持ちよく揺らしていく。次に登場したのは武藤昭平withウエノコウジ。武藤の味わい深いヴォーカルに、ギター二本の音色が妖しく絡み合う贅沢な大人の音楽をたっぷり聴かせた。もちろんタワーレコード30周年記念ソング「至福の空~NO MUSIC, NO LIFE.~」もしっかりとパフォーマンス。
その頃SALOONには、SPECIAL OTHERSを発掘したという元渋谷店のカリスマバイヤーDJ YAHMANがプレイ。Jungleやドラムン・ベースを中心にクールにフロアを揺らしていく。そしてUNICEでは、NO MUSIC, NO WHISCKYキャンペーンのトークイベントが開催。当初予定されていたゲストに替わり急遽ステージにあがったのは、イベントを見にきていたお客さんだ。NO MUSIC, NO LIFE.ポスターでもおなじみの箭内道彦とサントリーのウィスキー・アンバサダー(ウィスキーの価値や魅力を語る魅力を語る伝道師)の方と、ウィスキートークをゆるーく繰り広げた。
その頃UNITにはSOIL &“PIMP“SESSIONSが登場し、有無を言わさぬ圧倒的なプレイで会場をアゲまくり。一瞬たりとも観客を休ませることなく踊らせ続けた。そしてUNICEラストを飾るのは、オープニングにUNITにも登場したサイレントコメディーデュオが~まるちょば。言葉がなくともその場にいる人を笑わせ夢中にさせるそのパフォーマンスに、出番の終ったアーティストが思わず見入っている姿も。
この日のUNICE最後のDJは、現在も渋谷店で現役レゲエバイヤーとして勤務している名物バイヤー:カツオが登場。マイクパフォーマンスで小さなフロアを盛大に沸かせていた。UNIT今夜の大トリはThe Ska Flames。1985年結成の日本が誇るスカ・レジェンドの熟練のパフォーマンスとゆるやかなスカのリズムに、集まったオーディエンスも完全に身をまかせ、長丁場のこのイベントを最後の最後まで満喫した。
<TOWER RECORDS 30th anniversary LIVE! “Love or Hate”Night>
2010年1月9日
OSAKA MONAURAIL
・TRUCK TURNER
・CEORA
・Introduction
・Down & Out
・Quicksand
・GIVE IT UP OR TURNIT A LOOSE
・You don't know what you know
・Choice of colors
・Upside down Smile
武藤昭平withウエノコウジ
・フィラメント
・ロンドン・コーリング
・エグジット
・トゥーペア
・フォーリング・ダウン
・リコ
・至福の空~NO MUSIC, NO LIFE.~
・ワタリドリ
・ピノキオの鼻
SOIL & “PIMP”SESSIONS
・Paraiso
・閃く刃
・POP KORN
・MIRROR BOY
・PIG BAG
・QUARTZ AND CHROMETER
・SAHARA
・Fantastic Planet
・殺戮のテーマ
The Ska Flames
・Ska Films
・聞こえてこないか
・絶え間なく瞬く星
・First
・新曲
・Stolen Beat
・Everytime I Wanna Think About You
・Rip Van Winkle
・AMAMI SWEET
・Realstep
・I Wont Never Let You Go
・Tokyo Shot
pix by (C)ryu kasai
この記事の関連情報
マツモトソウとウエノコウジ、ツアー<スケアクロウ>追加公演が決定
ウエノコウジ、56歳バースデーライブを東京と京都で開催
【速レポ】<中津川ソーラー>SOIL&“PIMP”SESSIONS、フレーズ毎に更新される最高気温。佐藤タイジとオジーの歌を
SOIL&“PIMP”SESSIONS、東名阪ワンマンツアーを開催
「ベースの日」ライブイベント、初の2days開催決定
<中津川ソーラー>、第四弾発表に清春、GLIM SPANKY、SOIL&“PIMP”SESSIONS、NakamuraEmiなど7組
<GREENROOM FESTIVAL’23>アーティスト総勢38組、心ゆくまで音楽を楽しんだ2日間が無事終演
<New Acoustic Camp 2023>第二弾でACIDMAN、清春、JUN SKY WALKER(S)ら9組
藤巻亮太主催<Mt.FUJIMAKI 2023>第一弾でACIDMAN、PUFFY、トライセラ、バクホンら