大人気コミック『BECK』が実写映画化、水嶋ヒロが天才ギタリストに

ポスト
平凡な高校生がロックに目覚め、数多の苦難を乗り越えてアーティストとして成長していく映画『BECK』が、2010年秋に公開されるのに先立って、最新映像が公開された。天才的なギターテクニックを持つ竜介に水嶋ヒロ、そして自分の才能に気づいていない天性の声を持つ少年コユキに佐藤健という2大若手俳優を配し、大きな注目を集めることになるだろう。

◆映画『BECK』最新動画

映画『BECK』の原作は、第26回講談社漫画賞少年部門を受賞したハロルド作石の同名コミック。累計発行部数1,500万部を誇る大ヒット作だ。

まるで本当に声が聞こえてくるようなコユキの歌うシーン、そして爆音が腹に響くかのように竜介がギターを掻き鳴らすシーン、さらにマニアックなギター描写など、普段はコミックを読まないような音楽ファンを巻き込んで、大きな話題になっている。

過日、このコミックに出てくるギターが同梱された食玩も大人気となり、レアなストラトキャスターが、ネットオークションで高値で売買されていたほど。

さて、この大ヒットコミックの実写映画『BECK』のストーリーも少々紹介しておこう。

平凡な毎日を送るごく普通の高校生コユキ(佐藤健)が偶然にもNY帰りの天才ギタリスト南竜介(水嶋ヒロ)と出会うところから話は始まる。竜介は、才能溢れるメンバー千葉(桐谷健太)、平(向井理)を誘い、バンドを結成。さらに竜介は、強引にコユキとサク(中村蒼)という若いメンバーを加えてバンド・BECKとしての活動を始める。

その中でコユキはギター練習、バンド活動へ没頭していき、いつしか天性の才能を開花させていく。さらに、コユキは、もっとも自分の才能を評価しまた、応援してくれている竜介の妹・真帆(忽那汐里)に淡い恋心を抱いていくのだった。

個性あふれるメンバーによって結成されたBECKは、小規模ながらもライブ活動を皮切りに、徐々に頭角を現し始め、CDデビューやライブハウスでの成功を重ねる。さらには、コユキの才能が世間に認知されるあるきっかけからも注目度が加速。

だが、ある事件をきっかけに、音楽メジャーシーンを牛耳るプロデューサーの陰謀に巻き込まれ、数々の試練にみまわれる。そんな状況下の中、飛び込んだロックフェスへの出演依頼。しかし、それはバンド存続にかかわる条件と引き換えだった…。BECKの命運はいかに……。

BARKSでも、この最新映像を公開中だ。彼らの熱い魂がビンビンと伝わる映像を見てほしい。そして秋のロードショーに期待しよう。

【作品情報】
映画『BECK』2010年秋ロードショー
原作:ハロルド作石「BECK」(講談社コミックス所載)
監督:堤幸彦『20世紀少年』『トリック』
出演:水嶋ヒロ 佐藤健 桐谷健太 忽那汐里 中村蒼 向井理
製作:2010「BECK」製作委員会
(C)2010『BECK』製作委員会
(C)ハロルド作石/講談社
配給:松竹
◆映画『BECK』公式サイト
この記事をポスト

この記事の関連情報