倉木麻衣、10万人を動員した全国ツアー、ついにファイナル

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7月4日、5日に幕張メッセで行なわれた2DAYSライブ<~BEST PARTY~>、<~SURPRISE PARTY~>を封切りに始まった10万人動員に及ぶ倉木麻衣の約半年にわたる全国ツアーが、12月21日の東京国際フォーラムでファイナルを迎えた。

◆倉木麻衣・東京国際フォーラム・ライヴ画像

オープニングを飾ったのは、倉木麻衣の全米デビュー曲でもある「Baby I Like」。イントロと同時にダンサーを従えた倉木のシルエットがステージに浮かび上がると観客は総立ちとなり、そのまま「mi corazon」「Revive」と、ラテン調の激しいナンバーのメドレーで会場は一気にハイボルテージとなった。続くバラードコーナーでは黄色のシュークリームの様なドレス姿で「Secret of my heart」「Stay by my side」等をしっとりと歌い上げ、その透き通った歌声に会場が酔いしれた。

バラードコーナーが終わると、再びダンサーが登場し、倉木のルーツとも言えるJ-R&Bコーナーへ。大ヒットとなった日本デビュー曲「Love, Day After Tomorrow」や「NEVER GONNA GIVE YOU UP」と、思わず身体が動き出すようなグルーヴ感満載の楽曲が続く。

ここで、この時期ならではのサプライズ。ステージにはクリスマスツリーの電飾とサンタ姿のダンサーが現れ、真っ赤なスパンコールの衣装に身を包んだ倉木が登場。「Winter Bells」と「24 Xmas time」を披露、その後、銀のミニワンピース姿になった倉木が、最新ナンバーを中心に次々と披露、最後のアンコールではお馴染みの「chance for you」「always」でファンと一体となり、「Diamond Wave」で最高潮のテンションのまま終演となった。

セットリスト/衣装/演出/ステージング/照明等、全てにわたってベストツアーとは異なった内容だったこの公演は、単なる追加公演にあらず、10年間の活動で培った魅力と実力を見せ付けるとともに、今後の更なる飛躍をも期待させる貫禄と感動のライブであった。
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