-異種格闘技対談-Ring【round2】:第1回/田村淳(ロンドンブーツ1号2号)

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-異種格闘対談- Ring【round 2】第1回

[ゲスト]田村 淳:ロンドンブーツ1号2号 / 逹瑯:ムック

「淳さんはモテると思いますよ。すげぇ気遣いできる人だし、優しいし。一緒にいて楽しいし」逹瑯

──初対面って、時期的には今からどれくらい前になるの?

 4年前くらいだと思うよ。

逹瑯 え? マジっすか? そんな前になります?

 うん。結構前だよ。

──そんな前になりますかねぇ。早いな。その時、ムックがjealkbの「killss」をカヴァーしてて。

逹瑯 したした! だって、俺、あの曲も歌詞も大好きなんだもん! 曲と歌詞のハマりが最高なんだよね!

──お互いの第一印象ってどんなんでした?

逹瑯 俺はね、“テレビのまんまの人だなぁ~"って思った。

 マジで!? 俺、よく、“テレビとは全然違っておとなしいですね"って言われるんだけどなぁ(笑)。

逹瑯 マジっすか? あ、でも、もしかしたら、打ち上げの席とかだから、結構周りに人がたくさんいるし、喋んなきゃいけない環境のときに一緒に居ることが多いからかもしれないっすね。

 あぁ、そうかもね。でも、ホント、さっき、家に遊びに行ってもいい? って言ってたでしょ。家に遊びに来たら、俺、きっとまったく喋んないよ(笑)。それはね、気を遣ってない証拠でもあんだよね。

逹瑯 うそ! マジっすか? 俺は逆だなぁ。人が自分家来たら、もぉいつも以上に喋り倒しますね。なんか、ダメなんですよ、気を遣っちゃって、喋らずにいられない。

──え。いつも以上に喋るの?

逹瑯 うん(笑)。

──いつも以上って、いつも喋りっぱなしなのに、これ以上喋るって、どうやって喋るの? 息しない勢いなんじゃない?

 あはははは。たしかに!

──逹瑯くんはマグロみたいなもんで、喋ってないと死んじゃうんで(笑)。

 あははは。でもね、俺も最初会ったときの印象がそこだったの! 最初、バンドのライヴとか見てただけのときは、背もデッカイし、すげぇ硬派な音してるバンドだし、世界観あるし、寡黙で怖い人なんだろうなって思ってたのね。でも、実際会って喋ってみたら、すっげぇよく喋って(笑)。ウチの若手芸人の比較的よく喋るヤツと張るくらいの喋りっぷりで、“すげぇ、喋るんだ……この人……"って思ったんですよね(笑)。

逹瑯 あはははは。そうなんですよ。喋ってないと死んじゃうんですよ(笑)。でも、淳さんはね、テレビで見てたときから、頭の回転早くて、気を遣う人だなって思ってたんですよ。で、実際会っても、そのまんまだったって感じなんです。

──うん。それはあるかもね。

 いや、それはね、俺も同じだよ。たっちゃん見てて“あ、この人、すごい周り見て気を遣ってるなぁ"って思うもん。

逹瑯 いやぁ~。

──でも、それも分かりますね。というか、私から見ると、ふたりの共通点ってそこのような気がするんですよね。その場にいる、一番喋ってない人だったり、輪に入ってないなって思う人に対してもちゃんと気遣いしてるというか。それがわざとらしくなくて、すごく自然なんですよ。

 たっちゃんそういうとこあるよね。

──逹瑯くんは、みんなでカラオケに行っても、自分が率先して歌うんじゃなく、みんなの歌いたい歌を入れて、自分はタンバリニストに徹するとか。

 すげぇ! でもそうしそう。分かるもん。

──淳さんはね、この前、私がjealkbの取材に行ったとき、一緒に行った編集のコが、まだ若くて現場に慣れてない感じのコだったのね。そしたら、それをすかさず察知して、そこにあったサンドイッチを“お腹空いてるでしょ? 食べる?"って渡したの。でも、そのコが緊張してたし、独りで食べるのは食べ辛いだろうと感じて、きっとお腹空いてなかったと思うけど、自分も一緒に食べ始めて。この人、すごいな、って思ったんですよね。

逹瑯 すげぇ分かる、その気遣いの仕方。打ち上げのときとかもすげぇそういうの分かるし、テレビで見ててもそういうとこ見えるもんね。

──そうだね。そうそう、今回、BARKSの方から、“究極のモテ男"であるふたりから、そのモテる秘訣を探って欲しいとのリクエストがきてるんですよ。

淳・逹瑯 へぇ~。

 っていうかね、そもそも、たっちゃんと女のコの話をしたことがないっていう(笑)。どんなタイプのコが好きとか、そういう話もしたことないよね?

逹瑯 そうっすね。でもね、淳さんはモテるだろうなぁとは思いますよ、やっぱすげぇ気遣いできる人だし、優しいし。一緒にいて楽しいし。好きそうなタイプはね、派手な人とか好きそうだなぁ。綺麗な人。

 全然! だって俺、派手な人苦手なんだもん。清楚な人しか興味ないもん。

逹瑯 似てるかもしんない。俺もなんですよ。人から言われて、あ、ドンズバ! って思ったのが、“田舎の学校で一番可愛い子っていうタイプ好きだよね"って言われて、あ、それそれ! って思ったんですよ。

 分かる分かる! 磨けばまだまだ光るっていうタイプでしょ! 分かる。俺もそうだもん。今さ、森ガールって流行ってるでしょ、森に居そうな女のコ。俺ね、ああゆうタイプが好きなの。ちょっと田舎っぽさが残ってる感じのコ。俺ね、東京に染まっちゃってるような、擦れてる感じのコは好きじゃないの。髪の毛とか巻いちゃってる系とかダメ。

逹瑯 あ。俺も。俺も、化粧が薄くてもOKなコがいいんですよ。

 分かる分かる! 俺、むしろ化粧とかいらないもん。スッピンがいい。スッピン嫌い?

逹瑯 ううん。スッピンとかでも大丈夫。

 スッピンで可愛いコは化粧しても可愛いしね。

逹瑯 俺ね、無理してないコが好きなんですよ。自分の良さをちゃんと知ってて、コンプレックスも隠さず、自分の魅力にしてるようなコ。多部未華子ちゃんとか、いいなって。

 はいはい、分かる分かる! 俺はね、昔っからずっと言ってるんだけど、深津絵里。超好き。デビューした時が好き。あぁいう透明感のある、清楚な感じが好き。歳を重ねても、何色にも染まらない人が好き。

──俺が染める。みたいな?

 いや、俺も染めたくない(笑)。そこは俺も立ち入っちゃいけない領域でいたいというか(笑)。そのままでいて欲しい。そうそう。それと、俺、ソバカスのあるコが好きなの。

逹瑯 へぇ~!

 雑誌で、“あ、このコ可愛いなぁ”って思ったりすると、そこに黒のマジックでソバカス描いてみんの。

逹瑯 あははははは(大爆笑)。

 そんで、眺めてみて、“ほら。やっぱり似合うわぁ~"って満足するの(笑)。

逹瑯 あははははは。最高っすね!

──でも、ふたりとも雰囲気あるし、巻き髪してて、ヒールの似合う、いわゆる“いい女”系の人が隣りに居るのもお似合いな気もするけど。

 うっそぉ~ん。ヤダヤダ。できればヒールもはいてほしくないもん(笑)。

逹瑯 俺も俺も。素足でコンバースが最高っすもん。

 分かる分かるぅ~。

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