キッド・カディがレディ・ガガのツアーを途中降板。

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グラミー賞にもノミネートされた若手ラッパー、キッド・カディ(Kid Cudi)が、急きょフロントアクトを務めていたレディ・ガガ(Lady Gaga)の"Monster's Ball"ツアーから降板することになった。

いまや大人気のレディ・ガガと、共演曲(正確にはサンプリング)もあるキッド・カディの組み合わせで盛り上がりを見せていたこのツアーだが、降板が決まる直前の12日、バンクーバー公演でキッド・カディが乱闘騒ぎを起こしている。ステージに投げこまれた財布をキッド・カディが拾い観客に渡すと、受け取った男性が「自分のものではないから」とまたステージに投げ返した。これに腹を立てたキッド・カディが客席に降り、その男性に殴りかかったがすぐにスタッフに止められ、ステージに戻っている。

降板の知らせはレディ・ガガの所属レーベルから明確な説明なしに発表されたため、この事件のために降板させられたのではと推測されたが、キッド・カディ自身は16日になって「新作レコーディングと俳優業のスケジュール調整のためにやむなく途中降板を決めた。来年1月にソロライブも予定しているので楽しみにしていてほしい」との声明を発表している。

◆キッド・カディ Artist Info(notrax)
◆キッド・カディ Artist Video(notrax)
text by notrax
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